2008年2月22日、築60年の駄菓子屋を改装してオープンしたカフェギャラリー。店名の「布笑布(ふふふ)」と2(ふ)という数字を3つ並べた開店日は、「思わずクスッと笑える愉快な雰囲気を楽しんでもらいたい」というオーナー梅原みつ江さんのユニークな思いが込められています。
「たばこ」と書かれた古びた看板が印象的な外観は、昭和初期のような懐かしさあふれる雰囲気です。白いペンキで塗られた壁や太い梁が独特な空間をつくり出している店内には、梅原さんがセレクトした古布、着物、古い着物をリメイクした洋服やエプロン、古い器、手作り和雑貨などが並んでいます。中でも、着物リメイクの第一人者といわれる“きものサンバ・千恵子”氏の作品は必見です。店内のギャラリースペースでは、陶芸作家などの作品展を定期的に開催しています。貸しギャラリーにも対応しているので、詳細は問い合わせを。さらに、希望があれば着物の手習い塾も開いています。
お茶と菓子のセット500円、予約で1200円からのランチを用意しています。料理は、安心して食べられる食材にこだわった梅原さんの手作りで、家庭的な味わいが楽しめます。
梅原さんは、大手化粧品メーカーで営業を34年間務めた後、百貨店の有名ジュエリー店の仕事も経験したキャリアウーマン。その忙しい合間を縫って、調理師の資格を取得し、古い着物を使った洋服制作などの勉強も行いました。そんな活動的で明るい梅原さんとおしゃべりをしていると、楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいます。「人生までもリフレッシュできそうな粋のある店を目指します」と。
茨城県ひたちなか市和田町1−3−3
TEL/029−262−3006
営業時間/11:00〜16:00(ランチは要予約)
定休日/日曜日、月曜日
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)