土浦は歴史のある町で、風情ある建物や小径がいっぱいあるのです。
土浦の人は「何もないとこだよ」って言う人が多いけど、
そんな場所もちょっと旅気分でいってみると、すてきな発見がたくさん。
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[photo no.2]
外観から懐かしいにおいがする、昔ながらの模型やさんを発見。
中にはプラモデルがぎっしり。
[photo no.3]
江戸時代後期〜明治時代初期に建てられたらしい蔵の中は、
今は改装されてレトロな喫茶店に。
[photo no.4]
中城通りを歩いていると、ひときわ目をひく土蔵造りの住宅が。
旧水戸街道の情緒たっぷりの老舗の酒屋さん。
お店の前で見ていると、どうぞどうぞとおかみさんが
中に招いて下さった。
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店内にはお酒のほかに様々な展示品が飾られていて、
話好きのおかみさんが一つ一つ丁寧に説明して下さる。
土浦の町についても色々教えて下さった。
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小腹がすいてきたら、同じ通り沿いのお蕎麦やさんへ。
創業 1873 年のこの老舗は、さっき喫茶店の店主さんから教えてもらった。
奥にある中庭から店全体にスーッと心地よい風がぬける。
のどごしのよいお蕎麦を堪能したら、そば湯をいただきながらしばしぼーっとする。
[photo no.7]
漆器やさんの店先の風鈴が、道を歩く人の耳に涼しげ。
思わず店先で立ち止まって聴き入る。
夕方になってもまだまだ暑い夏のひととき。
お店には地元の方の手作りの漆器が並んでいる。
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かつての城下町の雰囲気と路地裏の雰囲気が、いい具合に混ざり合ってる。
何気なく停められた自転車も並んだ植木鉢も、この道にとてもよく似合っている。
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なんでもないような道も、見方を変えればすてきな町並み。
土浦の町は、そんなことに気付かせてくれる。
人情あふれる店主さんやおかみさんとの束の間のお喋りは旅の醍醐味。
「何もない」ようにみえる町には、まだまだ面白そうなところがたくさん。
カメラを片手に、また日常のすきまにいろんな町を歩いてみよう。
と、わくわくと新たな旅意欲が湧いてくる。
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