[福島] 記事数:3
福島県の白河市は、東北地方南部、栃木県との県境に位置し、古くは奥州の玄関口『白河の関』として、『おくのほそ道』をはじめ多くの歌に詠まれる歴史ロマンに富んだ街です。1801年に松平定信によって造園された日本最古の公園『南湖公園』も有名で、四季折々に美しい自然を讃える景勝地となっていますが、今回は白河市内の観光ではなく、水戸から白河までのゆたりな旅路を紹介します。
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阿武隈高原中部県立自然公園に位置する小野町は、標高700メートルを越える山々に囲まれた山間地です。夏井川が流れる町の中央部の標高は約400メートルで、約3万株のツツジが咲き乱れる高柴山や、高山植物の深山(みやま)あづま菊が咲く矢大臣山など四季の彩りがある美しいところです。小野の地名は平安時代この地方を治めた小野篁(おののたかむら)の名にちなんでつけられたといわれています。現在もなお町民の尊崇を集めている矢大神社は、小野篁を祭神としています。また、篁の娘とされているのが、平安時代初期に活躍した女流歌人で絶世の美女だったとされる小野小町と伝えられているようです。
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会津若松は好きな街のひとつ。訪れるたびに新しい発見のある街です。特に七日町界隈は通り全体に懐古的かつモダンな空気が流れていて素敵です。会津若松の伝統工芸である会津漆器や木綿などの店、歴史を感じる旅館、着物ギャラリー、骨董、味噌専門店、駄菓子、カフェ、など、変わらない風情が守られているからでしょうか。時をこえて受け継がれてきた会津人ならではの頑固な気質を感じる街並なのです。また、野口英世青春通りや大町通りにも価値ある店が軒を連ねていて、歩いて散策するにはもってこいの距離なのです。
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