ゆたり倶楽部

[カフェ・レストラン] 記事数：210

◎カフェ・レストラン

Café&Gallery Gurunpa
[茨城県水戸市]

アンティーク家具と自家焙煎コーヒーの香り。
居心地の良い空間は文化交流の場にも

　アンティーク家具が並ぶカフェスペース。静かに流れるバロック音楽、コーヒーの香ばしい匂いに包まれ、お気に入りの本を読んだり、友人とおしゃべりを楽しんだり、ゆったりと寛げる空間が魅力です。

　店名の「Gurunpa（グルンパ）」は、店主の見澤亮さんが幼いころに読んだ絵本「The kindergarten Elephant」に登場するゾウの名前から。「様々な困難を乗り切り、優しく、そして、強く成長するグルンパが大好きで、何度も読み返しました。大切に持っている本のひとつで、今は自分の子供に読み聞かせています」と。ほのぼのとした雰囲気と優しさに満ちたカフェにしたいという見澤さんの思いが込められています。

　コーヒーは、鮮度の良さとバランスのとれた味にこだわりたいと、直火型焙煎機使用の自家焙煎コーヒーを用意。丁寧に淹れられたコーヒーは、作家ものの器に注がれ、香りと味をゆったりと堪能できます。コーヒーや紅茶に合わせたケ－キや焼き菓子は、常時10種類ほどで、すべて手作り。アーモンドプードルをたっぷりと使用した「プリュノ」（1個150円）はプラム添えで、オープン当初からの人気の一品。コーヒー、ケーキ、紅茶などはテイクアウトもできます。料理は、タマネギをじっくりと炒め、10種類ほどの香辛料を使用した自家製カレーがおすすめです。「ぐるんぱカレー」（サラダ付き900円）「ケーキセット」（700円）「コーヒーブレンド」（400円）など。いずれもホテル時代に料理からスイーツまでを手掛けていた見澤さんの経験が生かされた味わいです。

　1階は、セミナーや教室などを開くギャラリースペース。「さまざまなジャンルのアーティストたちが出入りしているので、文化交流の場としての空間も楽しんでもらいたい。詳細はホームページでご確認ください」と。（K.K.）