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ミハマの靴

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 おしゃれなだな…と感じる人の靴はいつもピカピカに磨きこまれていることが多く、見習いたいなと思います。
 オイルで磨きこまれた革靴には、シワやついていて味だな、と感じるキズがあり、さりげない美しさを感じます。

 20代の頃、憧れの女性がいつもきれいに磨かれたカッターシューズを履いており、かっこいいな、と思い出会ったのが「ミハマ」のカッターシューズでした。
 かわいいワンピースにも、かっちりと着こなすスーツにも、カジュアルなジーンズにも合う魔法の靴。それは流行に流されないシンプルでモダンな靴です。

 創業は1923(大正12)年、横浜元町に注文靴の専門店として開業したミハマ商会。「ミハマ」の名前の由来は創業者森三郎の名前から「ミ」、横浜の「ハマ」から取られたそうです。
 戦後、機械化により大量生産を始めましたが「よそにない靴作りをしよう」とオリジナル靴を目指し、流行に流されない、履きやすく機能的な靴を作ってきました。
 70年代には「ハマトラブーム(横浜トラディショナル)」で、若い女性の人気を博し、リボンのチャームや、現在人気のフラットシューズの原型ともいえる流行を生み出しました。

 私のミハマでの、ファーストシューズは12年愛用しています。途中、ソールが薄くなってしまったものをお店に持ち込むと、ピカピカになって返ってきました。
 ミハマの靴は大事なものを長く使え、それが自分の足にあった「自分の靴」になっていくことを楽しめる老舗の一品であり、顧客としてお店に大事にしてもらえる感覚を味わえる楽しみにもつながります。

 一足持つことで、仕事用、カジュアル用、どちらでも履けるオールマイティーな革靴です。是非、ワードローブに加えてほしい一品です。


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