皆さん、お久しぶりです。世間では桜が開花したとか・・・・。散ったとか・・。おいらのブログを楽しみにしてる方、ゆたりスタッフには、毎度のことながら、なかなかブログが進まなく、ご迷惑をおかけしています。本当に申し訳ないです。
人間って、誰も支え合って生きてるなんて、言った先生がいましたが、僕ってまわりの人に迷惑をふりまいてるような気がします。 ・・・・・・・ 反省。
そんな、今日この頃、迷惑というか、勘違いというかそんな、春告げ魚・・・・・・サワラです!!サワラは魚偏に春と書き、まさに春の美味い魚!!!と思われがちですが、しかーし残念ながら、僕は一番美味いのは、冬ですね。
なんせ、産卵前の一番脂ののった、寒サワラ、最高ッス。まぁ、今頃も結構うまいんですが、やっぱ冬のが美味いなぁ。じゃぁ 、なんで鰆と書くように春の魚か?それは、先ほども書いたとおり、春になると産卵のため接岸します。
特に昔は、今ほど、エンジンをはじめ漁船の性能もよくなく、この時期によく獲れたからだと思います。いやー、昔は自然の摂理どうり、漁が行われてたんですねー。今じゃ、昔よりずっと遠くに行けるし(エンジンの性能アップ)、魚の居場所も経験や勘じゃなく解るし(魚群探知機)そりゃー魚も減りますわ。でも漁師さんの生活も否めませんし、あたしの生活もあります。人つーのは、つくづく勝手ですね・・・・。いろいろ考えさせられます。
でも、今日はとりあえずサワラです。サワラつーのは、ただでさえ、身がくずれやすい、やわらかいさかなです。したがって、産卵のころは、お腹に卵いっぱい。いつもより、とても扱いにくいです。この前浜で揚ったのは、とても活きがいいんですが、某この辺の公設市場のサワラは80%以上危険です。別に腐ってるわけじゃないので、お腹をこわしたりはしませんが、あたしは買いません。なんせ、扱いが悪く身がぐちょぐちょです。ほんと、目利きが大変です。あと、よくいるんですよ、サワラを指で押して確認してる、プロフェッショナル!!!やめてくれ〜!!ただでさえ、やわらかいサワラが熔けてしまうーーー。まあ、いつも思ってます。この辺だと、サワラは焼き物なんかに使うのですが、岡山など西のほうは、刺身で食べるのが当たり前らしいです。なので、あっちのプロフェッショナルは、サワラにはいっさい触れずに、目利きをするらしいです。すばらしい!!!ちなみに、こんな触っただけで、傷むところから「触らぬ神にたたりなし」ということわざは、ここからきてるらしいです。それともう一個、カラスミも最初は、サワラの卵でつっくたらしいです。
そんな話の中で、造りました!!サワラの刺身。じつは今日、大洗でいっぱい揚ったんですよ。活きのイイ、サワラちゃんが!これはどうかな。美味いかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
うっ、うっ、美ー味い!!!!このネットリした舌触り、この濃厚な旨味、甘味。これじゃー岡山の人が、刺身で喰う気持ちがわかるぜー!よーし今夜も冷酒、呑むぞーーー!
Trackback(0) Comments(3) by マサヤン|2008-04-24 17:05
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)