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[マサヤン・スタイル] 記事数:16

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キタ、キタ、キター!!

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 こんな、質問をよくされます、「まさやんの一番好きなお魚なーに?」これは、難しい。だって、お魚みんな好きなんだもん!(秘密のあっこちゃん風)でも、一番僕のなかで、ウマい貝というか、好きなのは・・・・アワビでもなく、サザエでもなく、アカガイでもなく、トリガイです。「えっ?トリガイ?あの黒くて、ゴムみたいに硬くて、よく寿司屋さんにある奴!あんなの美味しくなーい!!」わかる、わかりますよっ!おなたが、食べたことのある、そいつはたしかにそのとーり!僕もそう思います。しかーし、今、僕の目の前にあるトリガイは、なんと、生きています!
そして、殻に覆われています。簡単にというか、そのままというか、殻付きの活トリガイです。

よく、皆さんがくちにするのは、ボイル開きトリガイです、活トリガイはこの時期、40日から60日位しか出回りません。さらに、極度のアシ速さ!もう、職人泣かせです。しかも、仕込みが難しい!!殻をむいて、開いて掃除するのは、アカガイとかホッキとかといっしょなんですが、トリガイ特有の黒い肌がまな板に、擦れて取れてしまいます。そうすると、まっ白い身になってしまい、なんともカッコ悪く、情けない様。このような要因があり、魚忠でも正直あんまり売れません。だから、僕が2ケースも買ってきた日にゃー、「社長!!売るこっちの身にも、なってくださいよ!」若い衆に怒鳴られます。すかさず、「だって、売れないから安くやってくれませんか。って言われて、オッツケられちゃったんだよ」これまたすかさず、「まったく、捨てるのもお金がかかるんですから!!」こんな押し問答を、よくやります。トホホ。でも、このトリガイつーのは、不思議な貝です。ないときは、まったく入荷がなく、そんな時型のいいトリガイが入ったときなんざ、
とんでもない高値。しかし、わくときは、急に大量入荷して、大変お買い得になります。他の貝と違って、こうゆうことがあるのは、名探偵マサヤンの推理によると、いろいろ訳がありますが、それは次回の機会に。
 さぁ、今日も、日本酒片手に、実食ターイム!!まってましたぁ!!!!

こいつを、食べるときは、あるルールがあります。それは、ほんとに食べる直前に、お皿を用意しておき、それに叩きつける!!!トリガイが、ウニィーと動いて止まったら、すかさず、食べる!んー、この命の尊さ、ありがたさに感謝して、噛みしめる!!うまいなぁー、しみじみうまい。はぁー、思わずため息。カンをおかず、2個めだー!なんともいえない甘さ。そして磯の香り。シャクシャク感。ここで、冷酒をグビッ!なんで、刺身(トリガイに限らず)と冷酒って合うんだろー。日本人に生まれたし・あ・わ・せ。  感じます。やっぱり、活きの良いもんはウメー!!
新鮮最高!!!!
 次回は新鮮について、語りたいなぁあー。

» Tags:トリガイ,

Trackback(0) Comments(2) by マサヤン|2010-05-06 09:09

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