いやぁー、2月はゆるり、ゆるりと時間が過ぎていきますね。お店のカウンターに立ってましても、ゆるりと日本酒を呑みながら、適度な忙しさの中、刺身をひいてます。冬の白身魚の代名詞ひ・ら・め。薄っすら脂がのってうまいんだなぁ、これが!薄造りにしてポン酢で、平造りにして山葵をのせて、にぎりもいいなぁ・・・・。しかーし!!今回は、うちの店のカウンターの主役、ひらめの名脇役というより、主役を喰っちゃう味のあるヤツ・・・・その名は・・・ほうぼうです!!
この魚の旨いのなんのって、焼いてよし!刺身でよし!!こぶ締めなんつったら!!!すだちと塩でどうぞ!それも握りでね。口に入れたとたん、旨みの小宇宙じゃ〜!刺身のときも、あまり活けものでは、いらないので、若干厚めできるのがポイントです。よく、「見た目がブサイクな魚はおいしい」っていいますが、このほうぼうは見た目も色っぽい。色は真っ赤で僕を惑わせる。そして、おもわず手を差し伸べようとすると、エメラルドグリーンのヒレで平手打ち!まあ、こんな感じかなぁ。。たとえるなら、おいらが、20代のころフラレタあの子みたいな。。。あっ、いかん、いかん感傷に浸ってる場合じゃない!でも、それくらい色っぽいんだよなぁ・・・。
あとこの魚は、なんと足がありまして、ふだんは海底をとことこ歩ってるそうです。なんか、まぐろやかつおみたいに、年がら年中泳ぎまくってのもカッコいいけど、モンローウォークみたいに、ゆるりゆるりいくのもカッコイイなぁ・・・なんか、今日の俺みたい。
あっ、そうだ、今日底引きで活きたほうぼうが、魚屋の水槽にいるんだ!ちょっと観てきて、ゆるりと後片付けしようっと。
げっ・げっ・げっ!!!!元気に泳いでる!!!!!!!!!本当の話です・・・・・。どーれ、ちゃっちゃっと片付けますか!
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Trackback(0) Comments(1) by マサヤン|2008-02-22 09:09
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