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[自然派レストラン] 記事数:48

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◎自然派レストラン

樂田家
[茨城県鹿嶋市]

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のど越し、香り…五感で楽しむこだわり野菜
農園直営のダイニング・バー

この記事は、2013年9月に作成したものです。現在「樂田家」は「paradise beer factory」としてリニューアル営業されています。詳しくはこちらをご覧ください。

 東国三社の一社である鹿島神宮の参道にある「樂田家」。お店からほど近い農園「鹿嶋パラダイス」で採れる自家製野菜と自家製ビールを扱うお店です。

 店舗オープンの切っ掛けは「自分が作った無肥料・無農薬、自然栽培の野菜を自らの表現法で味わってもらいたかったから」と、鹿嶋パラダイス・代表の唐澤秀さん。
 以前、茨城県古河市で農業生産法人に勤務していた唐澤さんは、生産量が少なく利益になりづらいといった理由で農家の人々が作らなくなった在来作物に触れる機会も仕事柄、多かったとか。
 「肥料を使用すると、野菜にはその肥料の味が出ます。味が濃厚になったり、甘みが出やすい面もあるのですが、逆にエグ味や雑味も出やすくなります。一方、肥料を使わない自然栽培は、遺伝子に刻まれた”野菜本来の味”が全面に出てきて雑味の無い滋味溢れる味わいになります。自然栽培の野菜は香りものど越しも、普通の野菜とは全く異なります」
 無肥料・無農薬で育てた自然栽培の在来種は生産量にもばらつきがあるため、レストランなどと契約をする形で野菜を卸す事が難しいそう。「それならば、自分でお店を出してしまおうと思い立ちました」と、唐澤さん。
 お店の自慢メニューは、自家製トマトのパスタ。ニンニクとトマトだけのシンプルな味付けであるものの、知人のイタリアン・シェフにも「これを食べてしまったら、もう他のトマト・パスタは食べられなくなる」と言わしめた、まさにトマトのうま味を五感で体感できる一品。

 店内では季節の野菜メニューを楽しめるほか、鹿嶋パラダイスで採れる「かも茄子」などの在来作物や、自家製大豆を使用した豆腐、そして渋谷東急本店で「日本一高いお米」として販売されている自家製のお米、そのお米から作られる日本酒なども扱っています。
 また店内だけで堪能できる自家製ビールは現在、東京で醸造を行っているそうですが、近い将来、鹿嶋にビール工房を建設。ホップや大麦を農園で栽培するほか、ホップを育ててくれる人には、ビールの引換券付きで苗を託し、「鹿嶋産ホップ」を栽培&収穫。まさに『地元の人による地ビール』の製造を考えているとか。
 震災直後にオープンした樂田屋は今年で創業3年目。こんなに熱い想いで美味なる野菜を提供してくれるお店が地元にある。それだけで地域の活力がぐんと上がる気がします。(M.Nayuki)

住所/茨城県鹿嶋市宮中1-5-1
TEL/0299-77-8745
営業時間/11:30〜14:00, 18:00〜21:30
定休日/月曜、火曜(祝日の場合は翌日)

>ホームページ http://ameblo.jp/rakudaya-kashima

パスタランチ850円、カレーランチ1000円、ディナー3800円〜
(自家製ビール飲み放題)

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>Tags:茨城県,

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