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[ゆたりやの亭主] 記事数:256

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谷中の芸者さん(旅のカフェ)

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     どうしても行きたくて、でかけることにした。
     旅のカフェvol.15・・・水戸谷中。

     水戸の谷中界隈は、個人的に想い出多い場所・・・。
     愛宕神社や保和苑、桂岸寺、水府提灯、谷中の桶など
     歴史的な史跡や伝統工芸なども残る町。
     そして、粋な人が多い町・・・。


     出会うたび
     学ぶたび・・・
     いろいろと
     考えさせられた。



     思いのほか谷中の夕暮れ時は涼しかった。
     狭い路地を抜ける風が心地よい。
     毎日歩いたこの路地と
     中学時代を想い出していた・・・。



     ここに集まる人たちは
     懐かしい人に会いに来るような感じだ。
     飾り気のない倉庫が
     人が集まるだけで別世界に変わった。



     芸者さんの生演奏が始まる。
     お座敷でしか味わうことのできない
     三味線と小唄の演奏が
     路地裏の倉庫で・・・。

     谷中は花街として栄えた時代があった。
     いまでは、旅館だった古い建物や
     風情ある佇まいの料亭が一件あるのみだが、
     肩を寄せ合う街並が好きだ。





     84歳の粋な姿に・・・
     胸が熱くなった。


     ノスタルジーではなく
     三味線や小唄といった遊びは、
     これからも残ってほしいと思った。
     お座敷でなくてもいい・・・
     DNAがそう願った。




     月も優しく・・・
     路地に響く三味線の音。
     まぎれもない水戸谷中の夜だった。







     想い出多きこの路。
     少年の日と変わらない薄暮。
     優しい人や熱い胸の内も・・・。




     いばらき旅のストーリーのHP




〜・・・・・・・・・・・・・・〜

» Tags:いばらき旅のストーリー, 水戸, 谷中, 三味線, 小唄, 芸者, イベント,

Trackback(0) Comments(4) by Yasumine|2012-08-30 18:06

▽コメント▽
Commented by すわち 09/01 06:55

旅のストーリー
参加してみたいと思っているのでが
なかなか予定が合いません。
水戸の谷中知りませんでした
芸者さんの三味線と小唄
聞いてみたいですね~。

Commented by Yamepi 09/01 22:39

芸者さんに次なに弾きましょう?といわれたら
粋な都々逸の名前なんか思いついてみたかったです
そしていい感じに間の手なんかもいれたかったな、
女のおじさんとしては。
ところでこれは内緒ですが、最後から2枚目の写真、
あれを撮ってる人の後ろ姿を私は撮っています。
ウシシシ

Commented by yasumine 09/04 10:09

☆すわちさん

返信、遅くなりました・・・主に寝てました。

僕もなかなか
参加できなくておりましたが
とても良かったです。

高校時代、暑い夏の日は、
先生をくどいて授業をボイコットし、
みんなで保和苑でアイスをご馳走になったり。
中学校から男子校だったこともあり、
近くの附属中女子との初のデートコースだったり・・・
いろいろと思い出があります。

Commented by yasumine 09/04 10:15

☆Yamepiさん

芸者さんって
あんなにアドリブがあったとは
知りませんでしたね・・・。
あのリズムで気分が高揚することに
とても興味深く感じました。

それって
髭のおじさんのこと???
とてもお恥ずかしい格好で〜
ありんしたかい〜?


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