「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

コツコツ働くヒト

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仕事が終って・・・
二人（夫婦）で食べて帰ろうということになる。
なぜか、遅くなると外食が増える。


むかしだったら、一杯呑みながらといったところだが、
アルコールアレルギーになってから、
何年もお酒は呑んでいない・・・。
良く通った居酒屋も
すっかり敷居が高くなってしまった。


手軽に食事ができる定食屋のような
昔ながらの食堂は夜遅くまで営業していない。

先日観てきた映画『深夜食堂』のような
気のきいためし処があるといいのだが・・・。
『深夜食堂』の話しかって？
残念ながら、映画の話しではないのだ。

ここ数日は随分温かくなってきたが、
寒い季節、妻はビールを呑まない・・・。
晩酌は日本酒と決まっているので、
熱燗をだしてくれるところ・・・そうなると
更に限られてしまう。


夕食難民の二人は、少ない選択肢の中から
厳しい条件を満たした和食のチェーン店に行くことが多々ある。
数あるチェーン店の中にはマニュアルにはない接客で
腹ペコな胃袋と心を満たしてくれる店があるのだ・・・。


外食産業の人手が足りないというのは深刻な問題となっているが、
最近では外国人を雇用しているところも増えている。


最近二人がお気に入りの和食チェーン店で働く若い娘は、
片言だった日本語も日増しに流暢に話せるようになり、
おもてなしの心までしっかり身につけている。
気配りや仕草は日本人の接客に劣らず謙虚で優しい・・・。


以前は活気がなかった店も
久々に入ってみたら、明るくなって繁盛していた。
その娘がいるだけでお店は活気が溢れるようになったのだ。
明らかに店の雰囲気をつくっているのは
働く人のココロイキなのだと反省させられた・・・。




遠くの国で懸命に働く姿は、
誰よりも気高く、見ているだけで清々しい。
妙な親心なのだろうか、なんとも胸が熱くなるのだ・・・。


日本人が得意だった仕事を
海外の人達が熱心に勉強している。




コツコツ作るヒト




ニコニコ売るヒト




アセシテ看るヒト




祖国で暮らす家族のために
ソウキンするヒト


笑顔でアリガトウゴザイマスと言えるヒト。
素直にゴメンナサイが言えるヒト。


見習わなければならないことがたくさんある・・・




そんなこんなで気づいたら55歳。
益々ボヤキの多い爺なのだ・・・。

» Tags：仕事, 酒, 熱燗, 外食, 外国人, 働く, 外食産業, 人材不足,

Trackback(0) Comments(4) by Yasumine｜2015-03-20 16:04