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[ゆたりやの亭主] 記事数:256

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「希望の斧」(自伝風小説)

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「希望の斧」(自伝風小説)
北海道文學 第6號〜18號(雑誌)
寺島柾史 著

北海道文学研究会 発行
昭和37年10月1日(1962)創刊
昭和38年8月1日(1963)第6)〜昭和40年8月1日(1965)第18号に連載
※但、第11号13号14号17号は掲載なし。 

※写真は昭和37年10月1日創刊〜昭和44年10月1日第28号(全28冊揃)/¥70〜¥100
●購入先/サッポロ堂書店(札幌市) 代金¥26,700(送料込)
●A5判・平均・タイプ・本文56〜80頁

所蔵確認/なし(稀少)



「北海道文學」は、研究評論雑誌として札幌の北海道文学研究会から出版された。編集発行人は木原直彦氏で、昭和37年10月(1962)から昭和44年10月(1969)の7年間に全28冊(隔月刊)を発行している。会員制で、道内の主な評論家を含む約70人が『北海道文学に関する評論・研究・随筆を主とした雑誌』と銘打ち、北海道文学の研究を目指したものらしい。「希望の斧」は柾史の死後10年以上後の雑誌連載で、生前に柾史は前半の一〜七章を青年論壇社発行の雑誌『青年論壇』昭和22年7月1日(1947)〜昭和23年6月1日(1948)に連載している。即ち、本書に連載された後半の八〜十一章は未発表原稿ということになる。柾史の自伝風小説であり、建築家と作家のどちらを選択するべきかを悩み放浪の旅に出る、若かりし頃の柾史の心情を読み取ることができる貴重な作品だ。生前に発表された前半は、上京までの経緯が書かれているようだが、いずれ雑誌『青年論壇』も入手したいものだ。



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» Tags:昭和37年, 自伝, 小説, 北海道文学研究会, 北海道文學, 雑誌,

Trackback(0) Comments(4) by Yasumine|2009-11-04 16:04

▽コメント▽
Commented by マー坊 11/04 22:14

ポチっとしておきました。
しかし集めるだけ集めて
将来はどうなされるおつもり?
全部目は通されるのですか?
???
分からない事だらけです。

Commented by Yasumine 11/05 11:38

全部はさすがに
読んでいるわけではありません。
途中になっているのは
そのうち読破します。
この収集は、先祖供養のつもりで
やっているのです。

こどもの頃から、祖父が作家だったと
聞かされていましたが、
戦争で東京の自宅が焼けたので
北海道の伯父さんが
数冊所持していた単行本以外は
存在しませんでした。
調べると結構な作品があることが
わかりました。
不思議なことに集め始めると
面白いくらい見つかるように
なりました。
知らなかったペンネームや
知らなかった雑誌の掲載や
GHQにすべて焼却処分されたであろう
時の総理大臣でA級戦犯となった
平沼騏一郎が主宰していた
右翼の総本山、國本社の雑誌
「國本」もかなりの冊数を
入手できました。
(祖父はここで昭和の初めに執筆と
編集を10年ほど関わっています)

奇跡的に呼び寄せている
気持ちになりました。
本当に不思議なことがたくさん
あったのです。

そうそう、昨日も久々に
祖父の随筆で雑誌「旅」に連載の
作品を入手できました。

生まれたときから祖父祖母とも
存在しなかった僕は
先祖の残した文章の中から
その人物像を想像することしか
できないけれど、
これだけいろいろな「思い」を
読んでいると、祖父の考え方や
性格、時代の抑圧やらを
感じ取ることができます。
一度も会ったことのない祖父の
横顔を垣間みることができるのです。

将来?
伯父さんもそうだったように
札幌の「北海道文学館」や
室蘭の「港の文学館」にでも寄贈して、
常設してもらえれば幸いです。

Commented by マー坊 11/05 22:11

なるほど、興味深い話ですね。
抑圧の時代を生きた人の文章、
興味がわいてきました。

僕は幸い子供の頃、祖父母とも健在でした。
しかし戦時中の話等は辛い思い出だったらしく
あまり聞かせてはもらえませんでした。
まあ、当時僕もそういったことには興味が無かったのですが・・・。
今になってみると聴いておくべきだったのかな、と思います。

それにしても長い旅になりそうですね。
Good Luck,Take It Easy!

Commented by Yasumine 11/06 11:51

マー坊さん。
最近、さぼってますが・・・。
柾史コレクションは
まだまだこれからです。


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