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[まいにちが、記念日] 記事数:575

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本を手放す。

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仕事柄、自分のものもどんどん捨ててるんでしょ?と思われがちですが、捨てるのはとてもつらい作業であります。
以前、お客様から言われた忘れられない一言があります。

「以前は買うことの方が捨てることよりもつらいと思っていたけれど、今は捨てることがつらい。
だから本当に必要なものしか買わなくなりました」

すっきり片付けてくれてありがとう、と言われるよりも、うれしかったです。
私はブルドーザーのようにがーっと作業はしません。
けれど、モノを所有することは、自分の暮らし方と深くかかわっていること、
それに気づいて、今日から自分らしく暮らすために必要なものかどうかを分けるための手助けをするのが仕事だと思っています。

一年前、自分に必要なモノが、今日も必要なものとは限らないのですよね。
モノが自分によって生かされ、自分の暮らしを輝かせているか。

時々確認することが「整理」であり、
使いやすいモノの居場所を決めることが「収納」です。

私もモノを手放すのはつらいです。
今日は天気もよかったので、本の整理をしました。

いつも読み返したいと思っていた本。
学生時代の課題図書。
子供にいつか読んでほしいと思っていた児童書。

昨年も同じことを考えて居場所をそのままにしてしまったけれど、1年間そのままでした。
きれいにホコリを取り除き、紙袋にまとめました。
明日、ブックオフに行ってきます。

それらの本は私に何も与えず本棚に並んでいたわけではありません。
最低ひとつは大事なメッセージを残してくれました。
それがセミナーであったり、収納作業であったり、子育ての中だったり、友達との何気ない会話に役立ってくれました。

本という形ではなく、私の暮らしの中でこれからも重要なキーワードとして生き続けてくれる大切な本たち。

「どうもありがとう」

Trackback(0) Comments(6) by つき|2011-12-11 23:11

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