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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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赤電話の思い出

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先日お世話になりまくった、八丈島へ、
FAXを送るのを忘れていた。
Kさまから電話が、
「FAX番号わかります?
この前送ったのに、市内局番からしか書いてなかったと思って。」

帰宅して、先日送ってくださったFAXをみると、なるほど、
市内局番「2」からで、その前がかいてなかった。

市内局番が一桁って・・・・なつかしいなあ!!
子供の頃、大磯町に住んでいたとき、たしか
「6」だった。
それが、小学生のころ、「61」にかわったっけ。

駅から歩いて15~8分の、けっこう山の上に住んでいた私は、
学校から帰るとき、かならず駅から一度電話をするように
義務付けられていた。
今とは違う、公衆電話オンリーの時代だ。

電車通学の1時間あまり、最後の山登りの前に、
キオスクの前の赤電話からかける。
最後の心臓破りの坂道は、舗装はおろか
防空壕が残る薄暗い道だった。
赤電話から「今、駅についた。」

ある朝、母親がいった。
「今日から★★★★(下4桁)の前に、61をつけるのよ。」
ただ、機械的にダイヤルを回していた私には
その意味がよくわからなかった・・・・
ということを、母はわかっていなかったのだろうか。

帰路、駅についた私は赤電話の前で
「6-61-★★★★」となんどもなんどもかけたが、
もちろん通じない。
半べそ状態で交番に行き、
「電話できません!!」みたいな。
お巡りさんが、電話帳でしらべて、かわりにかけてくれた。
あの頃は純粋だったなあ・・・・

携帯電話のない時代、私は友達の電話番号を
よく覚えていた。
数回かけると忘れない、そんな記憶力があった。
(みんなもそれが普通だったようなきがするけど・・・)

さて・・・・FAXも無事に送って・・・・
早稲田正門前の桜は、既に散っている。
かぜっぴきで鼻をかんでいる間に、花の季節が去ってしまわぬように
春物のTシャツでもかって、気分を変えようかな。

~本日のありがとう~
花屋のOさんからかわいいシャメ、おくっていただきました。
今日の写真は、それを載せますね。
どうもありがとうございました。

Trackback(0) Comments(3) by 鯨エマ|2009-03-18 08:08

▽コメント▽
Commented by yasumine 03/18 17:38

数年前までNTTの仕事をしていて、
僕、電話嫌いなんですと言ったことを
思い出しました。
NTTの方は笑っていましたが、
電話が嫌いなのは今も変わらないです。
特に携帯は最悪。トイレに居ても
お構いなしにかかってくる。
公衆電話の特集ではいろいろな
形の電話ボックスを取材しました。
いまは本当に姿を消したな・・・。
東京時代、アパートには6年間電話が
ありませんでした。
それでも生活できたのですものね。
現代は異常。携帯は命の次なんて
信じられない・・・です。

Commented by 八丈島のK 03/18 17:42

無事ファックスも郵便も届きました。
ありがとうございました。

届きましたの電話しようと思っていたけど丁度ブログに書いてあったのでここにコメント付けたます。

実家は市内だったので、電話番号は最初から7桁だった気がします。
八丈島では、2-を略して、4ケタだけをいうことが多いです。
0から始まる支援センターは580番と表現します。

同じ苗字の人も多いので、ファーストネームで呼ばれることが多いので、今年島を離れる娘は、「きっと苗字を呼ばれても返事できない」と言っています。
私は逆に嫁に来た時ファーストネームで呼ばれるのが、気持ち悪かったけど・・・

Commented by ema 03/19 15:32

yasumineさま
先日、公衆電話がなくて、ほんと、大変でした。携帯持っているのが当たり前という世の中に、はい!私も大疑問!!

Kさま
あ~~よかった、つきましたね。遅くなってゴメンナサイ。

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