写真は、宮崎のお土産、「とり源・鶏炭火焼き」のレトルトパック。
今日は旦那様の転勤で、宮崎県に引っ越した
音楽家、ちかこさんを招いて、かんじゅく座の歌稽古だったのだ。
歌の練習よりも、これでいっぱいやりながら
久々にお話でもしたいくらいだったけれど、
残念ながら、まったく余裕のない稽古場、
いらっしゃるやいなや、ピアノを開けて打ち合わせに入った。
さあ、「キャバレー」。
あの、ライザ・ミネリーがパンチの効いた声で歌い上げた名作を
かんじゅく座のメンバーで歌うのだ!!
稽古のはじめに、かならず全員で歌って練習をしている。
それでも、いわゆる「コツ」をつかみたくて、
一度先生に来てもらうのだ。
この、ちかこさんとは、結構長い付き合いになる。
私が以前「R指定朗読会」なるものをやっていたときに
(べつに、やばいものを読むわけではないです)
トルーマンカポーティの「あるクリスマス」を朗読したのだが
マナ歌を付けてくださった、盲目の歌手、天野亨さんが、
伴奏者として連れていらっしゃったのだ。
そのときに、ちかこさんは、ご自身で作曲したというCDを
私に渡してくださった。
何年もたってから、芝居の中で使う曲をさがそうと
何気なく、彼女のCDをかけてみたら、まさに「ハマリ」で、
それからちょこちょこと、直接仕事をお願いしている。
いまや、飛行機でひとっとび、とはいえ
やはり宮崎は遠い。
いわく、お住まいの周りには、
「文化的なものがなんにもないんです!
音楽事務所もひとつもないんです!」
と。
「じゃあ、ちかこさんが、リーダーになって立ち上げればいいのよ!!」
私はこの鶏直火焼きをはさんで、言ってみた。
彼女はいま、4ヶ月になる子供のお母さんだ。
子供を東京の実家にあずけ、こうして来てくださることに
感謝、感謝。
かんじゅく座の歌は、なんとなく、「いっぱいのみや」的で
「キャバレー」にはちと遠いが
どうかこれからも、末永く宜しくお願いします・・・
と、念じて、見送った。
そうそう、ちかこさんとのご縁をくださった天野さんは、
いまどうしているだろう。
電話でもしてみよう。
~本日のごめんなさい~
今日、稽古に来るはずのかたに、
場所を間違えて教えてしまいました。
ほんとうに、ほんとうにごめんなさい!!
by 鯨エマ|2009-03-17 18:06
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