「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

地震から今日まで

私たち夫婦は無事です。

地震から今日までのこと。

地震当日、私は近所のスーパーの駐車場にいました。
ちょっとお出掛けして、なんだか天気も曇ってきたし、夕飯の買い物をして帰ろうと立ち寄ったスーパー。

車の中で何か揺れを感じ・・・
しだいに益々、揺れを感じ・・・

車が横転しそうな勢い。これはヤバイ。
慌てて外に出る。
頭上を確認すると落ちてくるようなものも無さそう。
必死に車にしがみつく。

揺れがおさまっても怖くてブルブル震えていました。
でも家が心配で、慌てて走って家へ。
幸いにも走ったら２～３分の距離だったのです。

うちは熱帯魚の60センチ水槽があるので、それもすごく気がかりでした。
お水は少しこぼれていて、床が濡れていて慌ててありったけのタオルで拭いたりしていたけど、でも余震もすごくて家にいられない。

とにかく怖い。

そこから先は、ただ怖くて1人じゃいられなくて、アパートの人たちととにかく一緒にいました。
旦那も帰ってこれるかすごく心配だった。

夜は寒くて暗く、コートのまま布団にくるまって暖をとった。

そこから先はまた、水のことや余震のことや色々大変な思いをしたけれど、私達は家があること・家族が無事だったことが何よりも幸運だったと思います。

だけど本当すごく怖い。まだ怖い。毎日怯えている。

おととい、旦那と共に札幌の実家へ避難してきました。
私の体調は絶不調。
やはり。弱すぎる私のお腹。
あのまま茨城にいたら、病院にも行けずもっと苦しかったに違いない。

正直な気持ち、
被災した人同士しか気持ちが分からないと思う。
今回被害にあわなかった人達だって、心を痛めたり苦しい思いをしてるけど、それは想像にしかすぎない。
今回私がこの大きな地震を体験した恐怖や絶望感は、絶対伝わらない。
それが改めて思うことだったりもする。

Trackback(0) Comments(2) by 小手毬*｜2011-03-19 20:08