「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

華麗満月

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寄る年波には勝てぬのか、この半年、ワタシおよび周辺の同年輩の人たちが相次いで病やケガに倒れた。カラダの曲がり角？
ワタシは昨年転んで後頭部を強打、除夜の鐘のごときゴイ〜〜〜ンというあり得ない音がしたそうな。半身を起こしてふと振り返れば血溜りが。生まれて始めて救急車のお世話になった。

姉は背中と脇腹あたりに原因不明の腫瘤ができて、服を着るにも邪魔なほどになり摘出手術を受けた。
数年前に転居して茨城を離れたTさんは入退院を繰り返しているらしい。
H本さんは婦人科系の病気で入院。でもパワフルな行動力が持ち味の彼女、見舞いに行ったらベッドの上でこの時とばかりに、以前から興味のあった勉強に勤しんでいた。その時増えた体重３キロも、退院後さっさとダイエットを敢行してお釣りが出るくらい落としてしまったし、その意志の強さは見事だ。

Nさんは長年抱えていた腰痛が一気に爆発。歩くこともままならず長期入院治療と相成った。「意を決してこの方にお風呂入れてもらったわ」と、ハンサムな看護士さんの写メを送ってよこした。
ほんとは泣きたいくらい痛くて辛い毎日なのに、入浴のことも介護のことも家族への負担も、すべて自虐ネタに代えて受け入れようとしている。腐った姿を子どもに見せてたまるかという母としてのプライドが、彼女を支えているのだと思う。強い女は美しい。

そしてSさんはアキレス腱を切った。ソフトバレーの練習中、遠くの球に手を伸ばすべく大きく斜めに傾いだ瞬間、小型爆弾でも落ちたようなBomb! という音が足首でしたそうだ。一昨年Oさんのご主人がアキレス腱を切った時には、ちょっと動くにも脂汗かきながら唸ってたと聞いていたので、すわ一大事と思ったのに、Sさんたらケンケン歩きで涼しいお顔。「腱の上の方切るか下の方切るかで痛さが全然違うらしいのよ〜　私はあんまり痛くないの〜　上がってお茶でも飲んでらして〜」なんて、相変わらずの優雅なマダムぶりである。
ちなみにOさんのご主人の時はブッチッ！という音だったそうだ。音の違いが切れ処の違いかもしれない。皆さんアキレス腱切る機会があったら、音で明日の運命を占ってみよう。（キャー、ワタシはイヤイヤー！）

まだ歩行に不自由が残るSさんなのに、何のお手伝いもしなかったワタシにまで快気祝いをいただいてしまった。あ、これって、以前どなたかにいただいて美味しい！と思ったカレー煎餅だ。兵庫県豊岡市の播磨屋本店の、その名も「ほっぺた落ちるカレーせんべい　華麗満月」。

コクのあるカレー味の揚げ煎餅で、しおりの「おいしさのひみつ」にはこう書いてある。ーーー化学調味料を一切使わず、天然本物のうまみを複雑微妙に重ね合わせ、また安易にフレーバーに頼ることなく、本物のカレー系スパイスを惜しみなく使用した本格カレーがおいしさのひみつです。ーーーどうです？食べたくなったでしょ？

Sさんコレをくれる時に「ビールのお供にどうぞ」とおっしゃった。よくわかってらっしゃること。お言葉通り実践しておりますよ。夜中12時にアルコールと揚げ煎の組み合わせ、かなりヤバいカップリングではあるが、やめられまへ〜ん。
でも大丈夫！食べた分動けばいいじゃないの。昨日だってお笑いコンビのくわばたおはらの片方が、コアリズムというダンスエクササイズを１ヶ月やってウエストサイズ20センチダウンという快挙を報道していたもの。今日はSさんAさんとその話しで盛り上がった。あれ、ほんとに効きそうね！
あら？でも、、、ワタシ、少し前にも同じこと書いた記憶が。そう、確かめてみたら４月初旬に更新した「ロールケーキ」の回でも、コアリズムでもやってみるか！で話しを締めくくっておりました。とうとうおつむの方まで曲がり角？新鮮な気持ちでコアリズム語っていた自分が悲しい。せいぜい加齢満月と誤変換せぬよう気をつけねばなるまい。

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» Tags：カレーせんべい, 華麗満月, コアリズム,

Trackback(0) Comments(10) by Yamepi｜2008-05-28 21:09