昨年お世話になった、工業デザインプロデュースの鈴木先生と、黒田秀雄キッチンシステム研究所の黒田先生が9月からキッチンスペシャリスト受験対策講座を開講するそうです。
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「キッチン塾」
昨年、鈴木先生の講義を聞いて思ったのは、「試験勉強だからといってつめこみではいけない」ということです。
まず、自分の身体はものさしである、ということ。使いやすさという目線は、意外とシンプルなもので、手を伸ばしたときの高さ、しゃがんだときのうしろのスペースなど、意外に気にしていない場所こそが、使いやすさにつながっていくのだと知りました。
「人は作るために食べるのではなく、食べるためにつくるのだ。だから、それを考えてプランニングする必要がある。」
これは鈴木先生の言葉です。
私は問題集のかっこよいレイアウトばかりを気にしたり、部材がぴったりの長さならそれでいい、というような実際の調理、そして食事の流れを全く無視したプランニングばかりしていました。
何人が使っているのか、料理教室と兼ねているのか、高齢者はいるのか、そういったことがあればそれにも配慮したキッチンプランニングをしていかなければなりません。
整理収納に関しても同様に考えています。
基本はありますが、それだけではどうしても埋めきれない問題もあります。
そのために、私達、整理収納アドバイザーがいるのだと思っています。
自分でどうしてもうまくいかないものは、プロの力を借りる。
これは怠慢ではありません。短時間で正しく習得するコツです。
キッチン塾の先生方は、どちらもプロフェッショナルです。
もっと言えば「職人」です。なので講座はちょっと厳しいかも知れません。
でも、とても素晴らしい先生です。
今年受験を考えている方、是非受講してみてください。
Trackback(0) Comments(0) by つき|2009-08-10 11:11
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