新学期のドタバタから、やっと一段落ついたようです。
我が家の子供達も「おこさま」だと思っていましたが、小4と小6。
いまだに学習机は、本棚&道具置き場で、宿題はダイニングテーブルでやっています。
高学年になると「宿題」は減り「自学」になっていくのですが、
「ゆとり教育の申し子」にはかなりつらい模様。
「やることが分からない人はママに言って」と声かけしています。
でも…これって自学じゃないかも。
自分で気がつく、自分で見つけるというのは、ちょっとしたコツがいります。
今日は娘が社会の教科書を音読していました。
「ねぇ、ダイオキシンって何?」
と聞くと、
「…わかんない」
じゃあ、だいたい予想でどんなものだと思う?とたたみかけると
「うーんとぉ。二酸化炭素???」
文章の前後から「推測する」ということがすっぽり抜けているのです。
パソコンで「ダイオキシン」と検索すると、子供にも分かりやすい説明が出てきました。
「1グラムで1万7千人の致死量」という表現に、
「1グラムってどのくらいの重さだと思う?」と聞くと、
おにぎりくらいの形を手でつくり「このくらい?」と、娘。
台所からはかりを持ってきて、1円玉を乗せたら、
「えっ…?」
これだけの量で1万7千人が死んでしまう猛毒だということを知り、ゴミについて関心を持った様子。
「生きていくためにどうしてもできてしまうものだけど、ゴミを減らせばダイオキシンも減る」
という結論に達して、今日は一旦おしまいに(これだけでも1時間くらいかかっているのです)。
勉強って、好奇心がないと始まれないし、続かないものなのだと思いました。
「なんでだろう」「どうしてだろう」というところで終わらせず、
いくつになっても探究心をもっていたいです。
いかに世の中は教科書の内容と深くかかわりをもっているか。
それが私流の「勉強のやり方の教え方」なのです。
Trackback(0) Comments(2) by つき|2010-04-19 20:08
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