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[一期一会的生活] 記事数:104

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土浦市民&避難者交流会

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先日、土浦市の一中地区公民館で茨城に避難してきている方々との
交流会を開きました~。
「エコキャンドルを作ろう」イベントです。

今でも茨城に避難してきている方は福島からの方を中心に
3000人以上いらっしゃいます。
その中で母子避難をしている方も多かったので私は
茨城大の先生を中心に今まで県内で親子対象の交流会をするグループで
活動してきたのですが土浦ではいまだどこの団体でも
一度も開催していないというのが非常に気になっていました。

そこで、土浦の市民ネットワーク「わくわくプロジェクト土浦」の
ひつじみかさんの力をお借りして
交流会をしようと準備を続けていました。
そして、ようやく、震災から1年半の年月を経てようやく、
土浦での第1回目の交流会開催。
なんて時間がかかってしまったのでしょう!!

震災直後はがれき撤去や生活用品の確保など切実に
目の前に迫ったことを必死にやってきた日々。
けれど1年半たつとニーズもかなり違ってきます。
ずっとかかわっているお母さん方はずいぶん表情も明るくなってきました。
けれど、その半面、ふとしたときにさびしくなったり
もう周りの人は震災のことなんて忘れちゃったんじゃないか、
と不安になったり・・・
今のほうが精神的に落ち着かないという方も実はいるんです。

それでも、前を向いて歩いて行かなきゃならない。
そして私たちはご本人たちとは全く同じ気持ちになることはできない。
そもそもお気持ちご察ししますなんてうわべだけの言葉なんて
すぐに相手に伝わります。
だからと言って支援してあげるなんていう上からの目線もいらない。
じゃあどうすればいいんだろ。
いずれは震災前に居た地に戻る方も
こっちに落ち着こうかどうしようか迷っている方も。
今は同じ土地で過ごしているのだからその間だけでも
楽しく過ごせる方法を一緒に探って行けばいいんじゃないかしら。

ということで
何かとつくばに押され気味な土浦を盛り上げる意味でも
楽しいイベントを企画しよう、
と今回の交流会をすることになりました。

午前中はみんなでお料理。
炊き込みご飯と本場山形の芋煮汁。
同じ東北の郷土料理ということでこれに決定。
子どもたちもお手伝いです。
image
みんなで1品ずつ持ち寄ったおかずを話題にしてわいわい食べました。

午後からはひつじさんがずっとやってきている
「エコキャンドル作り」
これは親子で作るところに意味がある。
普段会話をする家庭はもちろんですがあまりない家庭も
「次どうやるの?」「それ、へたくそじゃね?」
と自然と会話が生まれる。
image
そして今回私がびっくりしたのが
子どもだけでなく大人、しかも年齢が高めの方々も意外と真剣に
作っていたところ。
こういうのって意外と大人のほうが盛り上がっちゃうのかもね。

土浦に避難している方は250人を超えています。(2012.6月現在)
そのうちのたった何組かもしれませんが
こうして一緒に交流し、
お互いの想いを伝えることができたことは本当に嬉しいことだと思います。

来月以降も毎月、形を多少変えながらやって行こうと思います。
10月は10/20(土)13:00~ 土浦一中地区公民館にて 
今度はティーパーティ形式なのでデザートの持ちより♪

そのうち、みんなで準備してみんなで参加して
楽しめる会になっていくとよいな。
是非、興味ある方はご連絡ください。
最後に
今回ご参加くださった皆様、
そして開催するに当たり様々なご協力をいただいた皆様、
この場を借りて御礼申し上げます。
そしてひつじさん、来月も頑張りましょう。
あ、いえ、楽しみましょう♪

Trackback(0) Comments(2) by スイミー|2012-09-04 16:04

▽コメント▽
Commented by ベル 09/11 21:20

楽しそうな企画ですね!!
エコキャンドルはすべて表情豊かです(笑)
家に帰っても、飾って、見て、長ーく楽しめそうですね♪

Commented by swimmy 09/14 00:35

♪ベルさん
楽しかったよ~
どちらかというと私が楽しみたかったという感じで(笑)
でも、楽しい気持ちは伝わるからねっ。


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