毎回参加したいと思いつつ参加できなかった旅のcafe。
やっとやっと初参加です!
偶然にも今回は私のふるさと、大子。旅のcafeでは3回目なのだそう。
袋田の滝を目指して走り、途中滝入口を左に見ながらひたすら山道ドライブ。
トンネルを抜けると今回の最初の会場、フレンチレストランのリュタンがあります。
ここでは剪定体験、焼きリンゴやおいしいランチの時間です。
まだ雪の残るりんご園へ。
剪定するというのは、これからの陽の当たり方などにも影響する重要な作業です。
そんな大役を…と遠慮していましたが、りんご園の方が「ここを切っても大丈夫だよ」の言葉に思い切ってゴリゴリとのこぎりを動かします。
この木が秋に大きなりんごの実をつけますように。
剪定の後はおやつ&ランチ。
まず、焼きりんごとアップルティ。
直火だからこそのみずみずしさと甘さの濃縮された焼きりんごは絶品です。
子供の頃から大子のりんごを食べてきましたが、この美味しさには気がつかなかった!
大子屋台研究会(という団体があるのも初めて知りました)の提供してくださったアップルティ。
砂糖の入っていないというのが信じられないくらい。とっても優しい甘さに体もあたたまります。
りんごをスライスして干して煮出したのだそうです。これもぜひぜひマネしちゃいます。
なにしろ、我が家にはまだまだりんごがあるのですから。
今回はつくばからバスで参加された方は、次の会場、袋田の滝へ。
私は一般参加だったので、オプショナルツアーの生瀬滝へ行くことにしました。
途中、偶然に中学時代の同級生に会いました。
「何してんの?」
「今から生瀬滝に行くんだよ」
「へぇ~。生瀬滝行って何すんの?」
そうだよね~。生瀬滝の近くに住んでいたらそう思うよね。
でも、生瀬滝は「危ないから行っちゃダメ」と言われ続けていて、私は父に連れて行って一度だけ連れて行ってもらったことしかないのです。
(ちなみに話しかけてくれた同級生は、魚とりでよく行っていたようです。)
生瀬滝は別名「奥の滝」と呼ばれているそうです。これも初耳。
それほどの距離ではないのに、まだまだ残る雪に足をとられちょっと苦戦。
雪にはイノシシの足跡が。
ゆっくりゆっくり歩いた先に、生瀬滝が。
私は今まで自分の故郷をそれほどいい場所だとは思っていませんでした。
久慈川を流れる氷、シガも「見に行く」というよりは通学の時に視界に入ってくるもの、くらいの感覚でした。
今回シガは見られなかったけれど、来年はちゃんと見に行きたいと思いました。
袋田の滝は有名だけど、大子のよさはそれだけではありません。
名前のない山、真っ青な冬の空。
ピンと張りつめた冷たい大子の空気を感じるだけでも旅なのです。
私にとって大子は「いつでも帰れる故郷」であり、
「ふらりと旅したい場所」になりました。
Trackback(0) Comments(5) by つき|2013-01-27 22:10
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