ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[まいにちが、記念日] 記事数:575

< 次の記事 | 前の記事 >

頑張ることは、美しい!

このエントリーをはてなブックマークに追加

連日放送される、オリンピックを楽しみにしています。

 
本を読んだり映画を観て泣くことはあっても、

スポーツ番組で泣くことはありませんでした。

けれど、今回のオリンピックは、感動です。

それは私だけではないはずです。

選手の活躍に注目して、熱く応援するのは、

競技や演技そのものの出来や勝敗のみだけでなく、

選手の今までの見えない努力を、

オリンピックという「一瞬の舞台」の中にみるからだと思います。

 
そもそも。

自分が積み上げてきたものが日の目をみることなんて、そうそうないのですよね。

子供のころはそんなこと考えもしないけれど、

(考える必要もないけれど)、

 
それが、だんだん年を重ねてきて、頑張ることが虚しく感じてしまうのです。

 
けれど、頑張っても結果が出ないことは虚しいことなんかじゃない!

そういう勇気が出てきました。
 
 
フィギュアの髙橋選手のケガからの復帰。そして本番での素晴らしい演技。

美しい演技を完成させるまでの精神力ははかり知れません。

スピードスケートの長島選手の「転んでもいいから」という気持ちで臨んだ500メートル。

「手に汗にぎる」という言葉は、こういう場のためにあるのだと思います。

 
応援しながら、選手の生き方、アスリートの精神論など、自分自身に投影させていました。
 
 
私自身昨年は、インテリアコーディネーター試験に落ちるなど、挫折を経験しました。

頑張れば、道は開ける!そう信じて頑張ってきたけれど、頑張っても手が届かないこともあるのだと、自分の努力不足を嘆いたり、どうしてもっと頑張れなかったのかと後悔する毎日でした。
 
 
インテリアの資格がなくても、お片付けの仕事はできるのではないか。

そう言ってくれた人もいます。

弱気になって「そうかもね。そうだよね。」と思ったりもしました。

しかし、勉強しているときはつらかったけれど、新しい知識を得たり、

勉強していることが、即、仕事の中で「あぁ、この前テキストに書いてあったことはこういうことだったんだ!」と実感することができ、

つらかったけれど、新鮮で、楽しい作業でした。

 
何より、あの時は、時間を作り、がんばることが楽しかったのです。

オリンピックを観ていて、その時の感覚を思い出しました。

その時の自分の気持ちと重ねて、より感動してしまったのです。

 
今だから…の話ですが、試験が終わり、家に帰り、ご飯を食べてお風呂に入り、ふっと落ちついた瞬間、気が緩んだのでしょうか気がついたら、泣きじゃくっていました。
子供も眠っていたので、声に出して泣いていました。

泣きたいわけでもないし、悲しいわけでもなかったけれど、「わーん、わーん」と転んだ子供みたいに泣いていました。 

結果よりも、まず、あの勉強の毎日から解放されたという安堵。

もうこんな苦しい思いはしたくない!という安堵。
(結果的に、また受験することになりましたが)。

それでも、がんばることが(苦しいけど)楽しいと思えました。
何より、がんばれる自分の人生でいられることがありがたい、と思えるのは幸せなことだと今は思っています。
 

オリンピックはまだまだ楽しみ。

テレビにかじりつくことはないけれど、自分のことのように応援する毎日です。

NHKバンクーバーオリンピック公式HP
http://www9.nhk.or.jp/olympic2/

Trackback(0) Comments(5) by つき|2010-02-21 07:07

[まいにちが、記念日] 記事数:575

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)