芳賀先生の「お片づけコーチング」を読んで、自分自身の思い出のモノを点検してみました。
写真。
これは以前、かなりダイエットしました。
ただ、アルバムのサイズがまちまちで統一感がありません。
年賀状。
これも3年分だけ小さな箱に入れて保管。
数年前に、思い出の数枚を残し旧姓の頃からのを処分しました。
シュレッダーにかけたときは若干心が痛みましたが、保管できるスペースと相談するとあきらめもつくものです。
手紙。
昔はよく手紙を書いたりもらったりしていました。
年賀状同様、どうしても取っておきたいもののみ残し、さよならしました。
教科書。
えー!と言われそうですが、中学時代の地理と国語の教科書の2冊をいまだに持っています。
子どもに見せると、国の名前が変わっていたり、けっこうおもしろがってもらえました。
ただ、おもしろがってもらうという役目は果たしたので、未練はないです。
そんな中、どうしても見つからないものが。
それは高校卒業時に作った卒業文集。
3年の3学期は卒業式までの数日、自由登校という日がありその時間を作って有志で文集を作ったのです。
絵のうまい子がクラスメイトの似顔絵をかいたり、先生方からメッセージを書いてもらったり。
ない!と思ったら急にあれやこれや思い出しました。
収納場所が限られているので、おそらくこの家にはないと思います。
数回の引っ越しの間に紛失してしまったのでしょう。
ということは、少なく考えても10年以上は文集を見てもいないし思い出しもしていなかったということ、なんですよね。
文集はなくなってしまったけれど、文集を作った時の思い出はいつまでも残っている。
もうこの世にいなくなってしまった友達。
連絡先がわからなくなってしまった友達。
いまだに10代の頃と同じようにくだらないことでメールしてくる友達。
たくさんの人たちとかかわりながら、生きている。
ありがとう。ありがとう。
感謝の気持ちは思い出のモノの数ではない。
ちゃーんと、私の心の中に残っている。
思い出のモノの整理で困っている方へ。
「それがないことで、自分がどんなふうに変わるのか」
そういう視点でモノと向き合うと、整理の方法も見つかるのではないかと思います。
by つき|2013-12-03 13:01
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