「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

イザ、という時の「イザ」ってなんだろう。

昨日はHIPS東京校にて整理収納アドバイザー2級認定講座でした。
今回は27名の受講生は熱心に実習に取り組んでいらっしゃいました。

大人になっての学び、ってとっても心地よいと思います。
整理収納アドバイザーのカリキュラムは、すぐに家で実践できることばかりなので、ひとつでも役に立てれば講師として嬉しいことはありません。
6時間の講座、本当にお疲れさまでした。

生きていく上で整理は大切。頭では分かっているけれど、なかなか実感できないと思います。

先週の土曜日日経プラス１の「ものを減らし高齢期を快適に」の記事に掲載していただきました。日経のS様、掲載くださりありがとうございました。
専門家の方のアドバイスが満載の記事ですので、図書館などでもチェックできますので是非参考にしてみてください。
　

記事の掲載と重なるように、夫の母が入院してしまいました。
皮膚の疾患もあり、着替えをこまめにするため連日病院に通っていました。

「病院大好き！」な人はあまり多くはないと思いますが、やはりつらそうな顔をみるのは私もつらい。。。
今の状態ももちろんつらいけど、その前に何かできなかったか、というつらさはどうにもならないので、余計つらい。。。

母はたくさんの新品の下着を茶箱にしまっていたようです。
着替え用にそれをおろして病院に持って行きましたが、体を動かせないため、かぶりの下着はNGでした。

すべて前開きの下着でないといけません。
なので、たくさん買い揃えておいた下着は使われることはありません。
　

イザというときのために、買いだめしておくことって本当に大切なのだろうか、と考えてしまいました。
それよりもイザというときに、必要なものが調達できるかという方法を整理しておくことの方がモノを持つこと以上に大切なのかも知れません。

　
「イザという時」を想像すると、とても不安な気持ちになってしまいます。
だからこそ、モノを揃えることで、安心したいという部分もあります。

けれどモノでは埋められないものもあると、今回痛感しました。

Trackback(0) Comments(0) by つき｜2011-01-21 15:03