先日、展示会のセミナーのお仕事で整理収納のお話をさせていただきました。
「整理収納アドバイザー」というと「収納」の力点が置かれがちなのですが、
まずは「整理」、つまり、ものが使われているかどうかを分析することが第一歩なのだと私は思っています。
けれど、整理が一番難しい。
「いる」、「いらない」の線引きは、「愛着」であったり「慣れ」があったり、所有している本人だからこそ決められないものなのです。
それは「慣れ」もありますし、「愛着」もあると思います。
今回は、ものを減らし、分類して、収納するといった一連の流れをお話し、収納事例につなげていきました。
しかし、それだけではなんだか足りない。。。
慣れないと、時間がかかりすぎてしまいます。
ものが多くて、取り出すのに時間がかかるご家庭の場合。
一気に家中のものを見直していたら、どんなに元気な人でも整理する力が尽きてしまいそうです。
なので、段取りをつけて、少しずつ始めるのがオススメです。
ひとつの場所がうまくいくと、成功体験が積まれ、次はもっとスムーズに行くはずです。
そして、この広さならばどれくらいの時間で整理できるのか、自分の作業を見積もることができるようになります。
いつ終わるか分からない作業は、不安だし苦痛になります。
みんなが頻繁に使うスペースについては、どんどん家族を巻き込むのも一案です。
Trackback(0) Comments(0) by つき|2009-06-18 14:02
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