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[まいにちが、記念日] 記事数:575

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みんながそれぞれに旅を楽しむために。

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旅行から帰ってきたばかりだというのに、旅行会社から旅雑誌が送られてきた。
散財したせいで、あまり次回の旅へ!という気持ちは沸かないけれど、何気なくページをめくっていたら、「旅行支援者養成講座」とう記事を発見。

講座はADL(日常生活動作)に関すること、介助の方法、旅先でのよくある事例への対処方法など幅広い。

話は変わるが、我が家の子供たちの頃、買い物に行くのすら「大変だから・・・」と外出をためらうことがあった。
出かけるのに、ものすごい量の荷物。おむつ交換の心配など、とにかく「面倒」だったのだ。
その億劫さが、さらに社会から隔離された気分になり落ち込んだ時期もあった。

「できないこと」=「無理なこと」ではない。
ちょっとした周りの配慮で、可能になることはいくらでもある。
ADLに介助が必要だから・・・と旅をためらわれている方もいると思う。
QOL(生活の質)よりまずADLと思われがちだが、QOLを上げていくことにより、「自分なりに、自分らしく生きたい」とADLが向上するという考え方もできる。

楽しい思い出を胸に、リハビリに頑張れる日がくるかも知れない。
出来上がった写真やお土産でコミュニケーションが弾むようになるかも知れない。
今までよりも自分と向き合って、積極的になれるかも知れない。
そういう意味で、旅というのは日常の延長線上であり、無限の可能性を持った時間でもあるのだ。

また、旅行会社自体が、高齢の方や障がいを持った方に配慮したツアーを企画しているということも知った。
ツアーの定員が少人数であったり、宿泊先の宿が洋室であったり、自宅から集合場所まで同行してくれるサービスがあったり…と、ちょっとしたことで楽しい時間を過ごすことができる。

ハード面の整備だけでなく「かゆい所に手が届く」気持ちを常に持ち続けていたいと思った。

Trackback(0) Comments(0) by つき|2008-08-25 13:01


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