「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

鹿児島の味

夫の故郷へあいさつに、日帰りで鹿児島へむかいました。
鹿児島空港からバスで３０分くらい、
いやぁ、長閑な景色です。
標高２００メートル以上というので、けっこうな山の中ですが
ぽかぽか陽気に恵まれて、たどり着きました。

地方の味というのがありますが、これまで、そんなにはっきりと
意識したことがなかった私も、
鹿児島の手作りお惣菜にはびっくり！！！！

甘い！！！

そして濃厚！！！

そして、あとをひくおいしさ！！！！

こんなところで生活してしまったら、私なんか
あっという間に太るわ～～～
それくらいずっしりとした甘さに支えられたお料理でした。
なかでも感動したのが「がね」というおやつ。
これは、お野菜を甘い衣で上げた、見た目は天ぷらです。
衣にお砂糖が入っているので、地元ではおやつなんだそうです。
おやつにしては、ずいぶん手の込んだ料理ですが
遊びに来ていた親せきも、喜んで食べていたところをみると
各家の「がね」の味があるのかなと思いました。

夫が正月に帰らなかったからと言って出してくれたお雑煮も、
しっかり甘かったです。

これだけ、郷土の味がはきいりっしているのは、ある意味とても幸せなことだと思います。
いまは、本当に、大手のチェーン店の均一化された味付けに
老いも若きもならされてしまって
家の味など、忘れてしまっている人も多いでしょう。
でも、久々にかえったとき
「あ、これこれ！」と思える味があるのは
拠点を見つけるようで、いいですね。

お土産にいただいた豚みそも、甘い！うまい！で、ついついごはんが進みます。
要注意！！という心の声にも耳を貸さず、
おいしくいただいています。

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ｜2016-02-29 23:11