本と、ともに

鯨エマの海千山千　演劇・映画創作生活

BLOG by 鯨エマ

[鯨エマの海千山千] 記事数：1742

自前の稽古場「猫スタ」に、ちいさな本棚を作ってみました。
これからも、少しずつ、家にある本を運んでみるつもり。
きっかけは、家に置ききれない本をどうにかしなければ・・・という動機からだったのですが
整理するうちに、ずっとつんどく状態の本、好きで手元に置いているのに長く読んでいない本、
などがあるのを、もったいないなと思い始め、
読みたい人が読めるようなスペースを作ってみようと思いました。

メインは戯曲。
でも、文庫本のシェイクスピアは、高齢者には字が小さすぎて
苦しいようです。

エッセイや短編小説は読みやすいかなと思っておいてみました。
井上ひさしさんの短編などはぜひ、たくさんの人に読んでいただきたい！
「早くよんで！」ってかんじです。

先日の朗読で使わせていただいた上原隆さんの本は
かんじゅく座のおじさまたちも、ビビビッとくるものがあったのか
数名が読んでくれたようです。
そのほか、手元にあった劇団態変のＤＶＤなども、あります。

本のメッセージは、時代を超えて、のこります。
たまたま手に取った本というのは、まさに、運命の出会いですが、
本との「再会」も、また、なにかのメッセージのような気がします。
いまは、新美南吉さんの童話をいろいろ読み漁っていますが
なつかしい「ごんぎつね」はじめ、たくさんあります。
読んでいて、ずきゅん！と来ますね・・・・
読むたびに、「自民党のクソ議員たちによませて脳内改革させたい」などと考えてしまうのは、
最近デモに参加しすぎているからでしょうか・・・

デモの前後に電車の中で本を読みます。
「ぶっつぶせ」「くっするな」「やめちまえ！」などなどなど・・・
きたない言葉を２時間叫び続けた後は、本でリセットです。
今日も頑張りましょう。
「安倍の作る未来はいらない」デモ。
１７時に新宿アルタ前、１８時出発。私は仕事が終わり次第駆けつけます。