「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

ほんとうの味をもとめて

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いま、障碍者のグループホームと、青少年の施設で
食事つくりをしています。
グループホームは体調管理の難しい方たちが、
青少年施設は育ちざかりの男の子たちが、ご飯を食べてくれます。
どちらも、おいしさだけではなく、
健康のことも考えて作りたい相手ですが、
実際に調理しながら、迷うことが多々あります。

それは、調味料の使い方。
いまは、化学調味料をまったくつかわない料理は、
ちょっと難しい。
野菜でもなんでも、素材そのものの味がないため、
味がいまいち、決まらないのです。
だからと言って、だしの素やらチキンブイヨンやらをつかうと、
どれもみんな、同じような味付けになってしまう・・・・

以前、友人が出稼ぎ（手伝い？）に行っていた
三里塚の野菜をいただいた時
いっさいだしの素を使わなかったのに、美味しい煮しめを作ることができました。
「これが、野菜だ！」と、感動した記憶があります。
だしの問題だけでなく、コンビニの残飯を食べた豚ちゃんから
奇形の豚が生まれたように、化学調味料や添加物は、
やはり我々の体には合わないのでしょう。

それから電子レンジの利用・・・・
これ、時短のために、けっこう推奨している人が多いのですが
実際には体に良くないって、まだあまり知られていないのでしょう。
一昨年、食事療法を始めた友人が、
医者から絶対に電子レンジを使ってはいけないと指導を受けていたので
私も気になってしらべてみましたが
栄養価が下がるばかりでなく
電磁波によって、人間には代謝不可能な物質に変形してしまうのだそうです。

こういうことを知ってしまうと、
まったく、だしの出ないような冷凍野菜を材料に、
それを電子レンジで解凍して作っている料理って、
作りながら躊躇してしまう。

で・・・・
解決策としては
黒砂糖を使って、食材のうまみを引き出す、とか、
自然解凍するために、前日に冷凍庫から冷蔵庫に移動させる、
とかくらいしかできないのですが
それでも、気は心。
やばいことを知ってしまった以上は、
おいしい食事を作るために、工夫を惜しまず・・・

しかし・・・ここで困るのが、
諸先輩方が「減塩のためにだしの素で調理しましょう」とか、
「時短のために電子レンジ活用を覚えましょう」などという
研修を開いていることです。
「それ、体に悪いですよ」なんて、簡単に言える雰囲気ではないのです。

でも、もしかしたら・・・
知らなければ、それほど問題ではないのかも。
昨日、呑み屋のカウンターで隣にいたおじさんが
「いま、９０、１００まで生きている人たちは
禁煙ルームなんかなかった時代の人たちだ」と言っているのを聞いて
「たしかにね。」と、納得してしまいました。

私は私が考える「おいしさ」を追求すればいいだけなのかも、ね。

～本日のありがとう～
山形からジャムと、お米をいただいた。
恐縮です。
仲間と分けます。
ありがとうございました。

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Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ｜2013-07-18 23:11