「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

演出家は住職？！

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香川県の高齢者劇団「エルダーキャッツ」の演出家が
上京なさっての打ち合わせ。
ここの劇団は、昨年の秋に作品は拝見したのだが
ほとんど一人芝居だったために、
そのひとりのお顔しか記憶に残っていなかった。
「あのときは、ご挨拶できませんで・・・」というと、
何とこのかた
「私、演出は初めてなんです」。
わお。

エルダーキャッツが、いつも頼んでいる演出家は
今回都合が悪くて、
急遽、このＨ氏が、演出を依頼されたという。
わたされたお名刺に「住職」とあるので、びっくりした。

考えてみれば、わたしも他に副業をしている演劇人なのだが、
あまりにかけ離れた世界のようで
でも、近い所もすごく多いような気がするし
それよりなにより、非常に穏やかな方なので
たぶん、この人柄に、みんな、ついてゆくのかな・・・。

ところが、初めてと仰る割には、よく勉強していらっしゃって、
感心してしまった。
あって、図面を挟みながらお話しているうちに
「何が問題かがわかってきました」と
朗らかに微笑まれた。

私は、信仰を持っている方に会うと
ほっとする。
「信仰」というと、日本では何かとカルトのイメージが強くて
倦厭されがちだが
心の中に絶対的な存在がいることは、
安定したバランスの中に生きていらっしゃるような気がする。

遠方からわざわざの上京、
年齢も考えれば、非常に大変なことだと思うが
あえば、手探りだったことがすっと見えてくる。
コンタクトは、メールにと寄らず、
まずあって・・・・がんばりましょう！！

～本日のありがとう～
稽古場見学に付き合ってくれたＳ親子、
ありがとうございます、

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Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ｜2011-07-18 23:11