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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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小鳥の看病

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瀕死の小鳥を獣医に連れて行くことになった。
(この小鳥は私のものではありません)
鳥といえば、アヒルは大好きなのだが
インコ、文鳥の類はどうも苦手・・・
でも、連れて行かなきゃ・・・
小さくても、命には変わりないので
最善を尽くさねばと、朝から獣医の門を叩く。

この小鳥、いつも止まり木にいるのだが、
昨日の晩から下でバタバタしているのだという。
年齢(もちろん小鳥の、)や飼育状況を医者にきかれた。

インコの寿命なんて考えたこともなかった。
普通は3年で寿命の山が来るらしいのだが
そのあとは千差万別らしい。
9年くらい生きるものもいるという。
この小鳥は5~6年、
だから、まあまあ長いほうなのだそうだ。

鳥は、木から落ちると、
猫などにすぐにねらわれてしまうので
どんなに辛くても、がんばって木につかまっているのだそうだ。
こうして、下でバタバタという状態は
よほど具合が悪いことを意味しているのだという。
檻の中だけで暮らしているインコでも
そういう本能は持っているのか・・・・
なんだか切ない。

「ほら、聞こえるでしょ?」
先生がインコを掴んで私に近づけた。
「ビュービュー」
という鼻息だ。
これは人間で言う所の「ゼイゼイ」だそうで
だから、この小鳥は肺病だと仰る。
注射を打ってもらった。
あとは明日から液体の薬を飲ませることに。
「私にできますかねえ、アヒルしか触ったことないんですけど。」
「アヒルよりよほど簡単です」
「そうでしょうか・・・」

とりあえず、もっとフワフワしたところに寝かせてやろうと思って
中にやわらかいタオルを入れると
がぶりと噛まれた。
いってぁ!!
あれ?あんた、あんな弱弱しかったのに!!!
先生いわく
「さっきの注射でスイッチが入ったんです。」だって。
なんでそんなことまでわかるの?先生!!
私も子どものころは、
動物と話せるような気がしていた。
アヒルとは本当に話していた。
今は昔・・・こういうところは大人になってしまった。

いやいや、憂えている場合ではない。
小鳥の回復を祈っています。
(といいながら、宿敵・猫の台本を書いている私。)

~本日のありがとう~
まんじゅう、ありがとう。

Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ|2011-06-15 21:09

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