ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

パンダ

このエントリーをはてなブックマークに追加

動物とふれあいたい・・・・

動物がすきな人なら、誰でも思うこと。
そして、すきなものは、近くに寄りたい、
一緒にあそびたい、
飼いたい・・・・など
「ふれあい」の仕方も、人それぞれだろう。

今日電車の中で
若いお母さんたちが喋っていた。
どうやら、自分の子供たちを上野動物園に連れて行きたいのだが・・・

「だって、ずっと寝てて動かないんでしょ?」
「おもしろくないわよねえ」
「コアラもそうなんですって。」
「もっとアクティブにしててくれたらいいのに!!」

おいおいおい・・・

どうしても私たち人間は、動物に理解を寄せることができない。
本来の自然な姿では「面白くない。」
うごいてほしい、
なにか、みせてほしい、
と、人間本意の考えで、動物園に向かうのだ。

私が小さい頃
「ナメネコ」というのが流行りすぎて
学ランを着させられ、長時間2足たちさせられた猫たちが
大量に死んでいった(ころされた)。
その次は、エリマキトカゲが一世を風靡。
まさか、あのCMをはじめて作った人は
あんなフィーバーになるとは思いもよらなかっただろうが
むりやりエリマキを広げさせられたトカゲたちが、
大量に死んでいった(ころされた)。

小学生の時の、この2つのニュースは
子供心に大きな陰をおとし、
以降、動物が主役の映画を観ることも
いまの、ソフトバンクのCMさえ、心苦しい。
無理な姿勢を取らせていなくても
照明を当てられるだけで、動物はストレスを感じるのだ。
それを考えると、わらってスクリーンを見ることなどできない。
(もちろん最近は、専門のトレーナーが
細心の注意を払って、動物を守っていると思うけど)
お世話になっている人が「ワサオ」の宣伝をしているが
どうしてもチケットを飼う気になれないのは
そのせいだ。

さて、上野動物園のパンダたち、
しばらくは多忙な日々をすごすだろう。
パンダが自分の意思とは関係なく
異国につれて来られているというだけで
すっごい不自然なことで、
どうしても会いたいなら、私たちが
中国を訪問すべきなのではないかと思うのだが
そんな考えは、「あほか」と一喝されるだろうね・・・・

パンダよ、すきなだけ寝ててね。
人間に気を使う必要ないんだよ。
動物園のひとには、
こうやって檻に入れている状態が
いかに不自然なことか、
子供たちに教えて欲しい。
(夢がない発言で申し訳ない・・・・)

~本日のありがとう~
Bちゃん、
遅くまでチラシ入稿作業ありがとうございます。

Trackback(0) Comments(6) by 鯨エマ|2011-02-27 00:12

▽コメント▽
Commented by うさぽん 02/28 07:31

今の犬も猫も人間が改良してしまったから人間の様に成人病に成ったり、色々な奇形が現れます
可哀想ですね
可愛く見せるためとか、狩猟に向く様にとかで、改良されて
何処までが、人間が改良してよい分野なのでしょう
食料は品種改良で収穫が増えたり、甘く成ったり
遺伝子操作で生まれる植物

疑問がいっぱいです

私は動物園の飼育係りになりたかった
盲導犬の訓練士になりたかった
トリマーにも

全て裏側を知ると可哀想で係われなかったです

裏と表
人間社会にも有りますから

上野のパンダ
落ち着いたら観に行きます
私の勝手ですが、観ていると癒されます
パンダには気の毒なのですが・・・・・

Commented by ema 02/28 19:35

うさぽん様
たしかに、動物ばかりではなく、植物も同様ですね。ソフトバンクの犬、ついに、制服着てしまいましたね。ああ、思い出してしまう、ナメネコ。

Commented by yasumine 03/01 15:56

ナメネコ。あったあった・・・
日本が一番格好わるかった時代(80年代)の象徴ですね。

レンタルパンダは東京都が
年間95万ドル(約8,000万円)を
中国野生動物保護協会への
保護協力資金として支払っているし、
事故で死亡した王子動物園などは
50万ドル(約4,000万円)の補償金を
支払ったそうです。

Commented by ema 03/02 00:18

yasumineさま
パンダはバーチャルでは済まなかったのですね・・・。先日、GNPが世界第三位に落ちたというニュースがながれたとき、ちょうどテレビで、GNP150位くらいの国の人のインタビューをみたんですね。
みんな、一様に「幸せです」といっていたのが印象的でした。
どこまでも手に入れれば満足なのか、それとも、いま、手の中にあるものの有り難味を実感するほうがいいのか、答えはわかっているようで、なかなか実行できませんね、日本人は。ただ、歴史はどうしたって、後戻りできない。このさき、何を選択してゆくかが、真剣に問われているときですね。

Commented by yasumine 03/02 11:36

僕も同じニュース見ましたよ。

日本も貧しい時代の映像を見ると
みんな心から笑っていました。

マザーテレサはこんな事も言いました。
>何も持たないことにより、
>わたしたちはすべてを与えることができるのです。
>・・・乏しさという自由をとおして。

そして、こんなことも言っていたそうです。

>この地球上では二つの飢えの地帯がある。
>ひとつはアフリカであり、
>いまひとつは日本である。
>前者は物質的な飢えであり、
>後者の飢えは精神的なそれである・・・

これは、現在の中国富裕層にも
あてはまることかもしれません・・・。
20年以上前のバブルな日本は
実にはしたない国に見えたことでしょう。

貧しさ=貧乏ということではないと思います。

Commented by ema 03/03 00:50

yasumineさま
その、マザーテレサの言葉、心に留めておきます。


□この記事のリンク元

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)