ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

1年以上先のこと

このエントリーをはてなブックマークに追加

12月に予定している芝居の稽古も
まだ始まっていないというのに
もう、来年の劇場契約はどんどんすすんでいる。
数ヶ月前、かんじゅく座の春の公演用に某劇場をおさえ、
ほぼ同時期に、9月の大会に向けて契約をした。
そして・・・

海千山千の公演のために
もう一箇所おさえる。
こうやって、劇場を押さえておかないと
やりたい芝居ができないのだ。
いや、できなくはないのだが
劇場以外のところで芝居をやるのは、
じつは物凄く大変なのだ。
まずは、箱。

1年以上先の芝居のための契約。
1年先に、なにをやっているかなんてわからない。
契約の時、いつも不安になる。
でも、この紙切れ1枚をかわすからこそ、
創作し続けるのかもしれない。
本番という日は、
自分で作った締め切り日のようなもの。
以前、「書いてみて」といわれて書き始めた戯曲は
本番の日という期限がないばかりに
いまだ、かきあげられていない。

1年以上先、とりあえず、創作を続けていられれば・・・

~本日のありがとう~
今日も講座でよいお話し聞けました。
ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(5) by 鯨エマ|2010-10-14 00:12

▽コメント▽
Commented by にわけん 10/14 06:16

とりあえず押さえちゃってから、それに向かって動く。
もの凄い決断だと思います。

勇気を頂きました!

Commented by yasumine 10/14 12:44

そうか、
箱おさえが最初だったんですか。
作品が出来てからだと思っていました。
というか、何を演るか、演れるかも
箱次第ということですか?
かなり締め切りのある僕たちの仕事と似てますね。
創作というのは時間があればできるものでもないし
一人でできるものでもない・・・
一年先の箱か・・・
たとえば、レパートリーというか
以前に演じたあの公演を3ヶ月後に
この箱でというふうにはいかないのですね。
地方の箱はガラガラ空いてますので・・・。

Commented by ema 10/15 00:57

にわけん様
さきに「言ってしまう」とか、よくやりますよ。言ってしまったらやらざるを得ないから。もちろん、出来ないこともあります。

Commented by ema 10/15 01:11

yasumine様
そこらへんが、東京での創作の、大きな条件ですね。ふつうなら、作りたいものがあって、それに合う小屋を選ぶんでしょうけど・・・。
だから、劇場は、使い慣れると、おなじ劇場をえらぶようになりますね。初めて使う劇場は、リサーチが大変です。まず、客としていってみます。それから、舞台見学に行って、楽屋とか袖とか、備品をチェックします。オプション料金をとるところが多いので、要注意です。

劇場さんと、ある程度気心が知れてくると、いろいろなことがゆるされるようになったりします。「水つかいたいんですけど。」「しかたないわねえ、どうぞ。」みたいな。地方は新しくて大きな劇場がたくさんありますね。うらやましいですが、お客様のほとんどが車で来るのだということを考えなければなりませんね。「駐車場が有料だと、気持ちが引く」って言われたときは、面食らいました。

Commented by うさぽん 10/15 13:31

凄い世界ですね
病気なとに成って居られないですね

契約するからには、使用料の1部は支払って契約が成立するのですし

劇場を持っていても、貸さないと、経営が成り立たないと聞きました

待ちつ持たれつの世界ですね!

戯曲 楽しみにしています


□この記事のリンク元

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)