東京大仏

鯨エマの海千山千　演劇・映画創作生活

BLOG by 鯨エマ

[鯨エマの海千山千] 記事数：1742

１２月に「東京大仏心中」という芝居をやる。
東京大仏って、実際にあるのかと思って調べてみたら、
なんと板橋にあるらしい。

早速足を運んでみた。
都営三田線の終点、西高島平という駅で
初めて降りた。
ここからあるくこと１８分くらい。
駅の近くには「文明堂　工場売店」の看板がみえたが
誘惑に負けずに、反対の道をゆく。
途中、美術館や美しい公園があった。
このあたりは散策コースになっているようで
高齢の夫婦が、なかよく歩く姿があった。

で、つきました。

お寺というのは、いつも禁止事項で一杯だ。

この少し先には「禁煙」の看板が、
さらに大きな存在感をもって
立ちはだかっておった。
入口はこんなかんじ・・・・

のどかな昼下がり、
受験生を連れたお父さんが、合格祈願に来ていた。
この、若い女の子にとって、
もしかしたら人生最初の大きな試練かもしれない。
まさに家族ぐるみの受験戦争なのだろうか。

お目当ての東京大仏、いらっしゃいました。

基壇ふくめて、１２．５メートル。
ぐっと首を上げて見上げるほどの高さだ。
なんと、昭和５２年建立。
私より年下ということ・・・！！

東京大仏か・・・
雨風にさらされても、色あせることなく
鎮座まします姿は
やはりぼーっと眺めてしまうだけの
包容力と言うか、なんというか、なにかがある。
重くて軽い風が、大仏様の周りを
漂っていた。
正直な所、寺とか大仏とかに全く興味がなかった。
そんなわたしでも、大仏を目の前にして落ち着く。

お昼を過ぎていたので、帰り道、蕎麦屋にたちよる。
意外と混んでいたが、
数限定の荒挽きせいろが、まだ残っているというのでいただいた。
すいません・・・

いつものことですが、食べ終わって胃から写真を撮ることを思いつく。
こんなお皿だったよ。

じゃあ、大仏様、またね。

～本日のありがとう～
大仏様までの道を教えてくださったかた、
ありがとうございました。

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Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ｜2010-10-04 20:08

▽コメント▽

Commented by ゆたりろ 10/04 23:22

この大仏は始めて知りました。
ボクは実体験と哲学的観点から常々自分は仏教徒なんだなーと勝手に思っておりまして、
それはいちばんしっくりくるとゆうか曖昧なものすけど。
なぜかははっきりわからんのですが大仏様とか仏像とかはほとんど好きです。
観音様とかも。
その中にはこれはちょっとというのもありますが・・・
気に入ったものは家にもミニチュアを置いて飾ってます。
だからと言ってお寺参りするわけではなく・・・ですが・・・

それはさておき、
鯨さんの実行力？実働力？実践力？
その実の力にいつも感動してます。
鯨さんってほんとすごいなー。
その力はいったいどこから？

うまく言えないけど、その真摯な情熱がかっこいいと思います。
ボクは鯨さんのブログ全部読んでるわけではないのですが、たまたま読む度に力を戴いております。
鯨さん今日もありがとう！

Commented by うさぽん 10/05 09:17

東京大仏　昔から知っていましたが、何故か足が向きませんでした
鎌倉は毎年行くのに
どうしてか・・・・？
東京大神宮は、知ってから即、いきましたのに
人間心の不思議さですね

どんな父と娘の話なのか楽しみです！

Commented by すわち 10/05 17:26

ぷくっとしたほっぺの大仏様
なんか親近感がわきます♪
って言ったら叱られそうですね

Commented by ema 10/05 22:29

ゆたりろ様
ここに、招いてくださったのは、ゆたりろ様ですよ。先日、オフカイに行って、思い出しました。ワタクシこそ、「ありがとう！」ですわ、ほんとに。

うさぽん様
わたしも、山手線の北のほうは、あまり行く気がしないんですよね。でも、さすがに今回はいきました。鎌倉は、出かけるのにちょうどいい距離なんですよ、だから人気があるのでしょう。鎌倉に住んでいながら、私は長谷の大仏を１度しか見ていませんよ。

それにしても、どこにいっても、地域色はなくなりましたね。根津の方だって、下町情緒といってもそれほどでもない。どこにいっても、同じコンビニ、カフェ、防犯カメラ・・・。

すわち様
だいじょうぶ、年下ですから。