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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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上映会レポート

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なぜ、今年はこんなに、戦争がらみのテレビ番組が多いのだろう。
テレビだけではない、雑誌も新聞も、取り上げる紙面の量が
ハンパない。
かくいうわたしも、
戦争ドキュメンタリー映画を観る2日間、という、
はじめてのイベントを、今終えて帰宅した所だ。

帰ってきてテレビをつけると、
NHKが、かなり過激な映像を
「真実をお伝えするために」と、次々に流している。

やはり日本全体に、危機感が走っているのかな。
もう、真実を語ってくれる人が、
少なくなっているという危機感、
風化という危機感、
また、歴史が繰り返すのではないかという危機感、
充分に知らないという危機感・・・

こんなにちいさなイベントも、
3社の新聞で記事にしていただいた。
その記事を読んで集まってきてくださった方がいるのだから、
新聞の影響力をつくづく痛感する。

でも、
新聞を読まない人、
危機感のない人に
いったいどうやって伝えればいいのかが
今回、一番難しかった所だ。
ああ、高校生との距離の遠さといったら、
それでも集まってくれた2人の女子高生には
なにか、感じる所はあったのだろうか。
もうすこし、稽古の時間があればよかった・・・・!!

会場は、高齢の方がほとんどだった。
89歳の方がアンケートを書いてくださる。
「非常に良い企画、感激しました。
但し過去の戦争中のことを思い出すのがいやでした。」
そういう、複雑な思いを抱えて
それでも、このあついなか、きてくださったのかと思うと
頭が下がる。

なにか、続けていないと、こういう企画は難しい。
夏に限らず、つねに、今起こっていることと、
歴史のつながりに問題意識を持っていないと・・・
やらなければならないことは沢山なるんだな。

~本日のありがとう~
この2日間、手伝ってくださった方々
ほんとうにありがとうございました。
高校生、大学生のみなさん,
朗読に協力してくださったSさんも、ありがとうございました。
受付も司会も物販も、お客様に優しく動いてくださって、
たすかりました。
久しぶりに自分の映画を観て
あらためて、カメラマンの尽力にも感謝しています。
崖っぷち、空撮、命がけでしたね。
そして、足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(3) by 鯨エマ|2010-08-13 20:08

▽コメント▽
Commented by 眠れぬビジョビジョ 08/14 06:28

エマさんの指摘する通り、終戦記念日が近くなると急に増える戦争関連の話題。
戦争について考えることは、この時期だけではなく、私達もメディアも常に体の中にドカンと置いておかなくてはいけない「意識」なのだと思う。
語り部の減少に伴い「その想い」を伝えていくことの難しさ。戦争を知らない世代にとってのこれからの課題であり、戦争体験者の先輩達から出された宿題でもある。

Commented by うさぽん 08/14 06:40

参加出来ずに残念でした
昭和17年生まれの夫は、東京の焼け野原を覚えているそうです
東京の家が焼かれ防空壕で寝た事とか

昨日、無事に退院しました

夜のNHKのカラーの映像を途中まで観ていました
白黒より迫力が有ります 

何時でも、訴え続けることが大事ですね

核の問題も
広島・長崎の原爆以上に、破壊力の有る核実験が核保有国で、今までに2000回以上も行っています

その核の影響が温暖化の原因ではと言う人も居ます

もっと本当の真実を伝えて欲しいですね!

今日は、コソボ内戦で傷付いた少女の話の舞台を観てきます

Commented by ema 08/15 02:16

ビジョビジョさま
今日はありがとうございました。
沢山の方がきてくださいましたね。また次につば毛要という気持ちが、強くなりました。

うさぽん様
コソボ内戦?どこの芝居でしょうか。
いろいろ見ていらっしゃいますね。


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