苦手なもの

鯨エマの海千山千　演劇・映画創作生活

BLOG by 鯨エマ

[鯨エマの海千山千] 記事数：1742

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久しぶりに某劇団のワークショップに参加。
むかし、道学先生で共演させていただいたＮさんに、ばったり再会。
しばらくお見かけしなかったのだが、お元気そうで、
そして演劇を続けていらっしゃって、なにより。

例によって、例の如くのゲームをやったあと、
台本の抜粋をくばられる。
おお、時代物だよ。

この、時代物が、ワタクシ、日本人のクセになぜか
違和感を覚える。
まず、時代劇を見ることができない。
時代小説を読破できない。

そして、大きな声ではいえないが
時代劇に出演するのも
私にとってはストレスがある。
前にも書いたと思うが、あのズラ（鬘のこと）
着付け、着こなし、全てにおいて、思いきって芝居をするのを邪魔する。
ほんとうなら、着物を着ながら、化粧をしながら、ズラを被りながら
役へ近づいて行くのだろうが
そんな余裕はまったくない。
ちなみに、日舞もダメ。
振り付けが全く体に入らない。
和の世界で私が受け付けるものといったら、
まあ落語くらいなもんでしょうか・・・・。

この日、時代物の台本を配られてしまった私は
しかたがないので、現代もののつもりでやってしまった。
まあ、ある意味では、別にそれもありなんだろうけどね。

時代小説すら読めない私は、私の元来の苦手、「読書」が
原因だろう。
難しい名前や、地名、藩の名前なんか読んでいるうちに、
あっという間に睡魔に襲われる。
でもま、こんなふうに、４ページづつ渡してくれるのなら、
なんとかなるかしら・・・。

苦手はいろいろある。
克服は時間がかかる。
時代物よりも、もっと先に克服しなけりゃならないものも
沢山あるのだが、
こうして少しずつ、取り組んでゆくことで
きっと、次の苦手は、
もう少し楽に乗り越えられるんじゃないか・・・・って、甘いかしら？

～本日のありがとう～
泊りが多いので、ベランダの花が干乾びるんじゃなかろうかと心配。
今日はいい感じで、夕立が降ってくれた。
お天道様、あんがとねっ！

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Trackback(0) Comments(5) by 鯨エマ｜2009-07-27 15:03

▽コメント▽

Commented by うさぽん 07/27 20:15

分からない物ですね
エマさんに苦手が有るなんて
全てにOKの人の様に見えます

時代劇の着物姿の女性が、碇型の体型ですと、悲しいかな、その姿が気に成って、本編が疎かに
着物姿はなで肩でないとね・・・・？

私が碇型だから、特別視してしまうのか？

歌舞伎は男性が女形をするでしょ、でも、様に成っていて、とても姿が美しい
双眼鏡で見たら、お顔が余りにも不似合いで、興ざめしました（玉三郎と海老蔵の出番だけは、双眼鏡をつかいます）
以後は、遠目に見ることにしました
昨年の『十二夜』以来、歌舞伎に通っていないです
一応、新宿歌舞伎会に入会しているのに

テレビでワークショップを見ましたが、楽しいですね
自分で考えて行動する
皆で、話し合って、工夫する
創作の原点ですね

大室山ライブでは、大声だして、盆踊りにも参加して、そして参加者全員で手を繫いで大きな輪をつくり、一体感を味わって来ました

人との繋がりは素晴らしい

Commented by ema 07/27 23:40

うさぽん様

苦手だらけですよ。特に、人付き合いが苦手・・・・といってしまうと、元も子もないですが、まあ、そうなんです。
新宿歌舞伎会？歌舞伎町会ではないですよね～～。なんかびっくりしちゃった。
着物の着こなしとか、一夜漬けではダメですね。やはり、成せば成る、成さねば成らぬ、です。もちろん似合う体型というのもあるでしょうが、自分の体型を知って、それなりに着こなす術もあるんだと思います。
ライブ、盛り上がってよかったですね！

Commented by おじじ 07/29 01:36

苦手、苦手が増える
わかはないのが天気予報だ。、この頃、天気情報と言うようになった。
お婆さんが飛ばされのは、何メートルの風力だ？
1ミリの雨の確率って道路は濡れるのか？
1時間で50ミリだと洪水で流されしまうか？
しっかり教えてくれ、ストレスだ。
苦手なことばかり生まれくる、IDだのパスワードだの、あげくのハテは印鑑の代わりにカードと暗証番号、元々算数に弱い私らは忘れてしまう。
貯金を下ろすも機械を相手に七転八倒。
科学や技術が進むと苦手が増える、私らに住みずらい便利な社会になってしまった。
海や山を見て予報をしてた先人達の方が心があった。

Commented by うさぽん 07/29 09:09

新宿歌舞伎会は、歳の離れた知り合いの方が、会長なので入会しました
会に参加して驚き
初めは『場違い』の所に来てしまったと
早稲田大学の菊池明教授を招いて、歌舞伎の世界の話を聞き、その後、歌舞伎の演題縁の地を、訪れて、色々と説明を受ける
参加されて居る方々は、歌舞伎通の方ばかりで、年齢の上の方ばかり
大向こうの会に所属している方も
京都の南座まで観に行かれる方
市川団十郎、海老蔵の大ファンで、全国どこへでも、追いかけて行かれる方
何代目の誰それの演技の方が素晴らしと話せる方
毎月の歌舞伎鑑賞会、その後の歓談
私の身の丈に、合わず、興味の有る時だけ参加していた次第です
それに、皆様、生活レベルが凄くて、付いて行かれない現状です
昨年暮れより、15年続けていた仕事も辞めまして、収入も激減
歌舞伎座も建て替えですし、暫くは会費１000円だけを支払う会員ですね
能は、織田信長が、力を注いだとの事が縁で観るきっかけに成りましたが、『森羅万象』の世界で、長続きしませんでした
私が若い頃は、戦国時代の武将に憧れまして、本を読みあさりました
幕末期も勇ましい志の男に憧れて、本を読みました
でも、悲しいかな、今では、読んだ事だけ覚えているけれど、内容は忘れていますよ