ゆたり倶楽部

[雑貨] 記事数：67

＜次の記事 | 前の記事＞

◎雑貨

mamecho（マメチョ）
[群馬県大泉町]

心が和むレトロ空間にあふれる
ホップでキュートな昭和雑貨

※この記事は、2012年8月に作成したものです。現在、お店は無期限休業となっています。

　高崎駅から、車を走らせること数分。住宅街に小さな雑貨店mamecho （マメチョ）はあります。白い外観のシンプルなフォルム、そして可愛いロゴの看板が出迎えてくれました。ドアを開けると昭和レトロポップな空間が広がります。

　マメチョは、1960年代から1980年代を中心に日本で生産されたアイテムを集めた雑貨店です。『マメは豆のように小さい。チョはベトナム語で市場。ワクワクする小さなお店』を目指して命名したと店主の小林さんは教えてくれました。店内はカラフルな色彩。花柄や愛嬌ある装飾がプリントされた食器をはじめ　多彩な品揃えです。そのジャンルは豊富で、照明やおもちゃ・文房具にヘアゴムなどのアクセサリーなど様々な雑貨が店内を彩っていました。小林さんのお気に入りの地、ベトナムで買付けた布が並ぶ事もあります。そして時代を色濃く感じる手巻き時計、数十年前の女性誌。どれもが興味深く、時間が経つのを忘れてしまいそうです。

　次々に新製品が発売されるこのご時世ですが、昔を知って欲しい。その良さを再認識して欲しいと営業を始めて4年。懐かしい、面白いと確実にリピーターを増やしています。日本製は丈夫で優秀ですから。この言葉の通り、時を経て歴史を感じる雑貨が家庭を、生活空間を飾ります。すべて、現在では生産されていない一点ものです。
　デザイナー「あしか図案」さんと生み出したマスコットキャラクター「マメちゃん」グッズもTシャツを始めこれから展開していく予定です。小林さんの優しい語り口、落ち着けながらも気分浮き立つ店内。忙しい心のスイッチをオフにしてお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。(E.F.)