やっとやっと、足の具合がよくなってきましたー!
でもまだ完治ではなく、病院通いは続きます(涙)。
運動靴を履けるようになったので、いばらき旅のストーリーに参加してきました。
県西地区で「蔵の街」というと、真壁とか結城のイメージだと思います(少なくとも私はそう)。
でも、じっくり歩くと下館も素敵な蔵を見つけることができますよ。
旧下館地区に住んでいないので、下館市内は歩いたことがなかったのです。いつも車で移動。
最初に訪れた時の蔵も、国道沿いなのに全く気がつきませんでした。
その昔、時計店の蔵として作られたそうです。
めちゃくちゃ寒い日だったのですが、二葉カフェさんのおいしいスープをお昼にいただき(ここだけの話、2回おかわりしてしまった)、
ゆっくりゆっくり街歩き。
時の会の一木さんや旅カフェスタッフさんが歩きながら、止まりながら波山の人柄、下館の街のこと、楽しくそして優しく話してくださいました。
板谷波山は生前、鳩杖を製作して郷里下館町の80歳になった人へ
昭和8年から26年まで(=自分が80歳になる)、創作活動の傍ら贈り続けたというエピソード。
自分で桐の木を切って桐箱を作り、奥様が絹の布で袋をつくり、手書きで熨斗を書き、お一人お一人に手渡し、
それに感激したお年寄りは、羽黒神社で集合写真を撮り、波山に送ったところ、そのお礼状ひとつひとつに返信したのだそうです。
26年以降は戦後の物資難の中、戦死したご家族のもとへ香炉や観音像を贈っていたのです。
波山が下館に住んでいたのって生まれてからの15年間だけなんですよ。
しかも裕福というわけでななかった。
彼の郷土への思いがそうさせたのでしょうか。
私は旅カフェの中できいたさまざまなエピソードを、半分涙目になりながらきいていました。
今月24日まで下館美術館は企画展を開催しています。
しもだて美術館のHPはこちら
ショーケースに入った80本の鳩杖は圧巻です。
時代により、材料が変わっているのにも注目。
ショーケースを横からみるとこんな感じ。
おまけ。
鳩杖最中。
下館地区菓子組合12軒が同じ形の最中を製造・販売しています。
でも、餡はみーんな違うのです。
週末の東京お出かけのお土産は鳩杖最中に決定!
明日はいくつかのお店を回ろうと思っています。
Trackback(0) Comments(2) by つき|2013-11-13 14:02
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