おととい(2月24日)はHIPS東京校での整理収納アドバイザー2級認定講座でした。
家の整理や収納には資格は必要ありません。ただ、1日かけて体系的に学ぶことで「何から始めていいのかわからない」から一歩抜け出せます。
私がそうだったので(笑)。
親子で参加された方、引っ越し目前の方など目的はさまざま。
受講された皆さんの、暮らしを変える一歩となりますように。
今回の講座の中で紹介した本です(1級試験範囲等とは全く関係ありません。私が読んで興味深かった本です)。
「佐藤可士和の超整理術」
佐藤 可士和・著 日本経済新聞社
整理するということは必要かどうかを自分で決めること。
「不必要なモノは捨てる」・・・でも捨てられないのは不安だから、と佐藤さんは言います。
私は選ぶことも不安です。「もしも・・・」と思ってしまうから。
例えば「今日は夜まで外出。降水確率は60%」だとしたら、カバンの中に何を入れて行こうか。
カバンの大きさには限りがあるし、遠出であまり重たい荷物を持っていけない時に、何を優先するか。
佐藤さんは、帰ったらカバンの中身を全部出して大事かどうかを見極める習慣づけをしているのだそうです。
そこで出会うのは、なくてもいいものという価値基準とその価値を生み出した自分。
整理は捨てることではなく、自分に必要なものを決めることだということに気づかされる一冊です。
「フランス人は10着しか服を持たない」
ジェニファー・L・スコット・著 大和書房
タイトルから洋服の整理のことが書かれているのかと思いきや、フランス人の持つ美意識や暮らしへのこだわりが書かれていて
フランスに行ったこともなければフランス人に会ったこともない私ですが、とても共感できました。
本当に10着で暮らしているかどうかはわかりませんが、持っている洋服が多いからといっておしゃれだというわけではないのですよね。
読むとあまり好きではない服をタンスやクローゼットから出してみたくなります。
それと夜の間食をやめようと決心ができました。
Trackback(0) Comments(0) by つき|2015-02-26 15:03
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