今年になって、仕事のために電車で移動することが増え、自然に読書量が増えました。
偶然かもしれませんが、作業中にクライアントさんと読書の話に花が咲くことも。
私が全く読まない本をおすすめされたり、逆に良かった本を質問されたり。
本がどうしても増えすぎてしまうクライアントさんが、ある日、
「本を読むと、本を手放せるものなんですね」
とぽつり。
そうなんです。
読むと「読み切った」という気持ちから手元に置いておかなくてもいいと判断できるのです。
もちろん思い出に残る本は別ですが、情報を得る、ストーリーを楽しむ、という目的が達成されればいつもそばに置いておかなくてもよい本もあるのです。
先日、シニア向けサービスの事業をしているプラスケア本舗さん の勉強会に参加させていただけることになり、
安達和子さんのお話を聴きました。
『介護にも役立つ気持ちの伝え方講座』というタイトルでしたが、介護の仕事をしていない人にも使える、伝え方についてのお話。
2時間の中でワークもたくさんあり、内容盛りだくさんだったのですが、その中で私がとても印象的だったのが、
「声にも温度がある」
ということ。
例えば門限を破った娘に対しての「おかえりなさい」の言葉。
皆さんだったら、どんなふうに言いますか?
わたしならトゲトゲしく言っちゃうかもなぁ~。
でも先生は、「そんなときこそ、優しく、声の温度をあげて」と。
娘も門限を破ったことは悪いと思っている、それを針のように鋭く、氷のように冷たい言葉を投げたら、
反省した気持ちが反抗に変わってしまいます。
自分の発した言葉は、そのまま自分に返ってくるもの。
女性らしさという言葉は、男女参画社会の中では眉をひそめる人もいるかも知れないけれど、
女性の持つ、しなやかな言葉の使い方は人間関係を円滑にしてくれると私は思っています。
「シゴトも恋も成功するカギはしぐさにある!」
安達 和子 著 みらいパブリッシング
先生と写真を撮っていただきました!美人で色っぽい☆
Trackback(0) Comments(2) by つき|2015-02-23 08:08
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