劇的ビフォーアフター見ながら更新しています。
実はこの番組、「ガシャンガシャン!」と壁を壊す場面が怖くて、最近はあまり見ていなかったのです、
今日はたまたまテレビをつけたらリフォーム後をやっていました。
脳梗塞で片麻痺が残ってしまった奥さんのためのリフォーム。
階段の勾配が急で、退院してもとてもではないけど自分の家に帰れない。
そこで勾配をゆるくし、車いすでも出入りができるように改修。
出入り口は引き戸。トイレは寝室からも出入りができるように2か所開くように。
室内での移動がラクなようにワンフロアにして、外に出られるようにテラスにはデッキを。
介護する人への配慮も随所に。
ダンナさまが料理をつくるための台所の動線の工夫。
クローゼットやテレビ台の収納の工夫など、使う人のことがよく考えられていて、じーんとしてしまいました。
多少脚色はあるのかも知れないけれど、
退院後、はじめて帰る我が家に、車いすから降りて歩いて家に入りたいという奥さん。
「自分で」と思う気持ちが何よりのリハビリになるのだと思います。
「帰る家がないと思っていた」
「娘の家に世話になるか、家を売ってマンションを買おうか悩んでいた」
とものすごーくリアルな心情を話す奥さん。
これはひとごとではないな、と思ってしまいました。
「ただいま」と帰る家がある。
それは本当にありがたいことだったんだ。
老後の住処。いろんな選択があると思います。
私は…。
私の希望は高齢になって、気兼ねなくいつまでも自分でできることは自分でやって、自分らしく生きたい。
まだまだ先の話だけどね。
高齢者のための制度や福祉も、「世話になるため」のものではなく、
自立するため、支援のための制度。遠慮することなく使いたいです。
住宅改修も上限20万円ですが、介護保険を使うことができますし(償還払いだから、一旦は自分で払わなきゃらないのがつらいけど)、
使えるものは何でも使って、自分の家で暮らしたいと私は思っています。
Trackback(0) Comments(2) by つき|2010-01-24 20:08
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