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[雨は遠いそらの上] 記事数:109

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里美山奥の湧水

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里美の山奥に湧き水があるという情報を教えてもらい、早の速ので出かけた。確か地元でも有名な水場だったように記憶しているが、休日ということもあり混雑しているのかと思いきや人気のまったく無いさびしいダート林道をゆく。「本当にこの先で合っているのだろうか…」と思いはじめた頃、湧き水はぼくの眼前にその清い流れをさらした。

ということで横川林道を山へ入っていきます。ダートが続き、路面もところどころ抉れたりぬかるんだりして荒れています。左手に小屋が見えてきたら湧き水までは間もなく。ひらけた場所にいささか唐突に、湧き水が崖から流れ出ています。


砂の混じったやわらかい土壌だからか、水は非常に濾過され、澄んでいます。おまけに非常に冷たい。37℃まで気温が上がった今日、まるでこの世界とは異質の存在であるかのごとき冷たさ。20リッターと10リッターのタンクにそれぞれ水を汲んでから存分にその冷たさを味わいました。

くわえてその味が非常にまろやかで、ほのかに甘みがある。ぼくも今までいくつかの湧き水を汲んできましたが、その中でも一番うまいと言える水に出会いました。何と8本ものパイプから水が流れ出ていて、たぶん思い込みだとは思うのですが、一番右側のパイプから出ている水はほかのパイプよりも水のまろみが違うと感じた。思い込みだよと笑うならば、一度汲みに行ってらっしゃいな。


さらに奥へ進むと奈々久良の滝や竪破山への登山道などがある(http://www.yutari.jp/blog/Ame/bA080328.htm参照)。今日山の中で出会ったのは水を汲んでいるときに後からやってきた県外ナンバーの男性。彼は奥まで行くとのことだったが、ほどなくして引き返してきたようだ。さらに奥に湧き水はあるのだろうか。なんかありそうではあるが。
 
湧き水に至る途中には「大沢のみどり滝」とよばれる小さな滝群があり、苔むした岩と滝の流れが実にマッチしてしみじみ美しい。この滝は以前から気になっていた滝であり、今回棚ボタ的に出会うことが出来、とても嬉しい。



  
  
ちょっと人里離れてアプローチが難であるけれど(軽であのダートはキツい!)、ぜひまた汲みに行きたい水である。この終末感漂う厳しい暑さが落ち着く前に、出来ればもう一度あの尋常ならざる冷たさに、手を浸したいものだ。
  
  
  
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今日のBGMは左から
 
the notorious B.I.G.「Ready To Die」

notorious B.I.G.はあまり聴きこなしてはいないのだが、「Gratest Hits」が好きです。リズム使いが面白い「Nasty Girl」や超名曲「One More Chance Stay With Me Remix」、R・ケリーが参加の「#!_@ You Tonight」(こんなマッチョな色男に「アイムフ○ッキンユートゥナイト」なんて言われたら世の姫君はとろけちまうわな)などが素晴らしい。このアルバムも銃声やアノ音やアノ音なんかが(笑)ふんだんに入っていて、しかも曲も良い。
 
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール「記憶喪失学」

アルバムの音源が見つからなかったので。後半の、「組曲『キャバレー・タンガフリーク』1)儀式」はこのひとつ前のアルバム「野生の思考」より。このアルバムでは「大天使のように」が屈指の名曲。
  
Drake「Thank Me Later」

「fireworks」を抑えてのベスト曲「Best I Ever Had」(ボーナストラックなんだけど)。カッコいい!つうか全曲捨て曲ナシ!新しいようで古い(コテコテな)ようで不思議な地点に着地するメロウさが新感覚のDrake。括目しなよ
    

» Tags:湧き水, ,

Trackback(0) Comments(0) by 雨|2010-08-23 22:10


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