下館駅北口のまちづくりワークショップのメンバーになりました。
地域活性化のために結成されたこのワークショップ。初めての試みだそうです。
自己紹介の中で、何人かの方が、
「子どもの頃、下館駅周辺は映画も見られて、買い物もできて『都会』でした」という内容のことを話していました。
その気持ち、すごく分かります。
通勤に便利な駅には、必ずと言っていいほど判で押したようなショッピングセンターが近くにあり、不便な駅の周辺は衰退していってます。
それがいいかどうかではなく。
つまらないなーと。
おそらく、その昔『下館駅周辺へ遊びに行く』ということが、この近隣の人にとっては「とっておき」で「特別」な時間の過ごし方であったということ。
今はそうでないということ。
今回のワークショップは一回目ということもあり、ブレにブレまくっていました。
私も含め、みんなが問題意識をもっているように感じましたが、どの方向にベクトルを向けていいのか分からない状態でした。
地域を活性化には2種類あります。
ひとつは、下館地区以外の人をいかに呼びこむか。
もうひとつは、地域の人をいかに巻き込むか。
どちらもを満たす方法を模索しながら、
結論はでなくても、参加した結果を出したいと思いました。
地域活性化の重要なファクター。
「ここにしかない、何か」があるか否か。
これを私たちが見つけ、大切に育てていくことで何かかわれるのではないかと思っています。
美味しいものなんかは、かなり分かりやすくて反応も大きいでしょう。
けれど、それだけではありません。
たとえば「風景」。
私は筑西の川の風景が好きです。
この写真は五行川。
この地域は川が多く、その潤沢な水の恵みを受け、米作がさかんですし、とても美味しいです。
地域活性化とは縁遠い話かもしれませんが、「強み」であると思うのです。
「強み」を見つけることは、活性化につながっていくと思います。
今もっている、この地域のよさを私たちは知っているようで十分理解していなかったのではないのか。
ワークショップに参加して、そんなことを考えました。
Trackback(0) Comments(2) by つき|2009-07-01 23:11
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