毎年初稽古は、近所の須賀神社への初詣から始まります。
ゆっくり歩いて片道18分くらい。
みんなでトコトコ行って、お賽銭投げて、
公演の成功を祈ったら、こうして写真を撮って、帰ってきます。
初めて絵馬をかってみました。
今年の公演は、例年とは覚悟が違います。
戦後70年ということにひっかけて、
シニア劇団が、どんな形で社会に「何か」を投じられるか・・・
稽古しながら、その「何か」を創ってゆくのですが
とにもかくにも、座員一人一人が
主体的にかかわることが大事だと思います。
考える材料になりそうなものは、どんどん稽古場に持ち込んでもらう、
様々な視点でよく考えて、
よく話し合うこと・・・・掘り下げることに、貪欲であってほしいと思います。
初詣から帰って、稽古場では、みんなに書いてもらった
「戦争についてのアンケート」の回答を、
コピー配布しました。
これを読み比べただけで、どれほど違う考えを持っているかがわかります。
無関心な人、拒絶反応もあります。
そもそも、戦争、政治、社会問題について話題にすることに
慣れていないのだろうなと感じさせる、そんな人たちもいます。
アンケートの回答に、正解不正解はないのですが
しいて言うなら、「わからない」という回答をなくすことが
この公演の目標です。
それにしても、みんなの笑顔は頼もしい限りです。
介護や看病で、休団に入っている人がいるのは残念ですが
その、重要な任務を終えて劇団に戻るときに、しっかり受け皿になれるように
この笑顔がつづく場所つくりに努めたいと思います。
たぶん、公演まではあっという間。
濃い、5か月にしたいものです。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2015-01-08 01:01
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