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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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着こなす

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NHKの番組で衣裳家、石岡瑛子氏の特集をしていた。
衣裳の細部にわたるこだわりの秀作は、
たくさんの人を魅了し
また、たくさんの反発も受けてきたという。
それでも、アメリカで挑戦し続ける女性。

衣裳・・・

実は小劇場で活動する演劇人の殆どが
なかなかスタッフを調達できない部分である。

役者が手持ちの衣裳からもちよって、
演出家がそれを判断するというやり方が
ずいぶん多いのではないだろうか。

しかし、何回か衣裳スタッフを頼んでいたこともある。
性格、時代背景などはもちろん、
彼なりのコンセプトで
「これ」「これ」と、決めてくれた。
なるほど、が沢山あった。
経済的な理由で、また頼めなくなった。

衣裳を考えるのも役作りのひとつ・・・というのも、
もちろんそうなのだが
役者の大事な仕事のひとつが
衣裳さんの用意してくれた衣裳を
「着こなす」ということだと思う。
これがなかなか大変・・・

とくに日常現代劇ばかりやっているわたしに、
石岡氏がつくったような、スパイダーマンの衣裳を着こなせるだろうか・・・
時代劇の衣裳さえ、私には大変だというのに・・・

その、着物の仕事が、近日中にやってくる。
普通の仕事とは違う緊張がある。
衣裳とカツラ・・・溜息。
着られちゃってますね・・・にならないようにしなければ。

この衣裳の裏の、こだわりまで共有できる女優に
早く成長したいものです。

~本日のありがとう~
きれいな雪景色だぁ!
神様ありがとう!

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2011-02-14 22:10


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