かんじゅく座の新年度が始まった。
あたらしく入りたいと、問い合わせてきてくださった方たちの
体験レッスンも、今月は同時に行う。
今日はまず、公演の反省会からはじめて
今後の方向のようなことを喋り
25分で話を終わらせて、ユッキーにバトンタッチ。
ほんとうに、今年の体験レッスン参加者は個性的な方々で
ついつい本業は?と聞きたくなってしまう。
何人の方がこれから一緒にやることになるか分からないが
楽しく物創りに励めればと思う。
40人という所帯になって
反省会と今後の方針をきめるべく
先日、指導者側の3人で会合をした。
月謝の額については大きな論点になった。
いまいるメンバーは、ほとんどが現状OK。
なかには「もっと高くてもいいです」という方までいる。
信じられないが、そういう方があつまっている。
それなのに私がずっと値下げしたいと考えているのは
あたらしく「入団したい」と電話をかけてきてくださる方の中には
「お月謝が高い」と訴える方がいるからだ。
いくらだったら払えますか?と歩み寄ると
「1000円くらいなら・・・」と。
この世代の大きな格差を目の当たりにするわけである。
1000円しか払えない人でも
なにかひとつ、犠牲にすれば、
たとえば、タバコをやめるとか、酒を控えるとか
そういうちょっとした努力で3~4千円なら
工面できるんじゃないか。
だから、目標5000円にしたいと
ずっといっている。
しかし、結局今回は見送りになった。
昨年人数が増えて初めて黒字になったものの
これが安定したわけではなく、
いま、大丈夫と思って値下げした所で、
続くかどうかは不安・・・というのが理由だった。
そして、たとえば1人を減額または免除にしたとしても、
それはご本人にとって、居心地を悪くするだけだと思ったからだ。
値下げできない代わりに、
お楽しみの企画を入れようということになった。
プラスアルファの企画。
たとえば、課外授業をふやしたり、
観劇招待をしたり・・・・
もっと、演劇にハマレルような、世界が広がるようなことを
しようということだ。
そのほか、時間帯や曜日についても改めてはなしあった。
メンバーが変われば、方針も少しずつ変わる。
こちらから押し付けることがないように、
メンバーが自発的に動けるように、
いつも発言が出来るような空気をつくってゆきたい。
(願わくば、自治体を作って欲しいくらいなのだが
まあ、それはそれで、負担も増えるかな。)
集団の形が変わってゆくことを恐れずに、
しかし、舵取りだけはしっかりと、
未知なる目的地を目指して
楽しい旅路をすすめて行きたいと思う。
~本日のありがとう~
お貸ししていた衣裳をお返しいただく。
きれいにお洗濯、ご苦労様です。
ありがとうございました。
そして衣裳ちゃんも、お疲れ様~~。
Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ|2010-06-03 02:02
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