「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

すみません。emaさんのブログ見て思いついた僕の発想はこうです・・・。
泡立て器の中に産まれた鳥や、銅像になった鳥や、置物の鳥など、作りものの鳥たちに野生の鳥がやってきて会話が始まるの・・・。野生の鳥が「どうしてそんな窮屈なところに居るの？」と問いかけると「ここに産まれた鳥はここからは飛び出すことができないんだ」と・・・。野生の鳥からは辛い環境に見えても、作りもの鳥達の命と独自世界があり、野生の鳥は自分と比較しはじめる・・・。結末は？
だめっすかね、こんな感じは？？？
失礼しました。。。。

yasumineさま
あ、それはいいですねえ！ひきこもり万歳！みたいな？・・・て、違ったらゴメンナサイ。
なにか、現代の固定観念を覆す、または新たな一面を引き出したいと、いつも思います。反対に、特別視されているものを、普遍的なところに引き寄せる作業とか。
今書いている台本に、またホームレスが登場するんです。よく登場するのは、やっぱり私が生活の中で、なによりも無視できない存在のひとつだからなのですが、ホームレスにだっていろんな人がいる。ただ、寒くてかわいそうという姿だけではなく、その人生にびっくりするような「普通さ」があるといいなと思って書いています。

ひきこもりではないんです（笑）。
宿命みたいなものかな・・・。
その環境に産まれたことは、誰も選べない。
でも、どんな環境でも誰かのために生きる
定めみたいなのがあって・・・。
自由に飛び回る鳥は、
もちろん普通なんだけど、
籠の中の鳥だって、ご主人に愛されていたり
銅像の鳥たちも、誰かのためになっていて
自由きままに生きる鳥よりも、
頼りにされていて、生きがいもあって
一所懸命に生きている姿を描けないかな？
と、そんな風に思いました。
ホームレスの方たちだって
自分達が必要とされることを
望んでいると思うんです。
仕事とか生きがいって誰かに必要と
されることからうまれるんだろうなって
思うのです。
・・・失礼しました。

あ、なるほど、失礼イタシマシタ。
必要とされる・・・といえば、やはり演劇は、舞台に立とうとすれば必ず必要とされるので、これはやはり、生きがいになりうるんだと思います。役が存在するのには、かならず、意味があって、全ての役が、なんらかの関係性を持って存在する、だからいわば「その他おおぜい」というエキストラは存在しないはずなんです。（考え方によりますが）
さて、今日もこれから稽古ですが、私の使命は座員のひとりひとりに「今日来てよかった。」と思っていただくことです。自分の存在価値を感じていただければな、と・・・。