デジカメにチャレンジ！

鯨エマの海千山千　演劇・映画創作生活

BLOG by 鯨エマ

[鯨エマの海千山千] 記事数：1742

本日午前中に、心優しい方のおかげで、
デジカメを頂く。
これで、今後のブログも充実することだろう・・・
といいたいところだが、宝の持ち腐れになるんじゃないかと不安。
そもそも、まったく写真を撮るという習慣がないわけで、
この２週間ほど、毎日のように
携帯電話のカメラで稽古場風景を撮ろうと思っているのに、
一回も撮れていないのだ。

頂いてすぐ、箱にしまってしまうと
使うのを忘れてしまうから、
「すぐ！」撮れる様にポッケに入れておいた。
・・・にもかかわらず、案の定、今日もすっかりわすれており、
気がついたのは稽古も半ばに差し掛かったときだ。
今日は振付の日。
写真を撮るには絶好ではないか！！！！
しかし、私はこのシーンで出演しているので観ているまっちゃんに撮ってもらうことに。
「まっちゃん、デジカメおねがい。」
「ああ、うん。」
「わかる？使い方」
「わかんない」
「・・・・」
というわけで、今日教わったばかりの操作方法を
まっちゃんに伝授する。
はあ、ふむふむ・・・・と
聞いているまっちゃんが撮ってくれた写真は全部ぶれまくりだった。↓ね。
少々シンパシイを感じたわ。

そもそも、写真を撮る習慣がないのは、結局撮ったって、
あとで見直したりすることがないということに気がついたからだ。
家族でもいれば、懐かしく見直すのかもしれないが
独身だし、旅行も一人が多いし・・・。
整理も大変だ。

私とは違って、父親は写真ばかり撮っていたような気がする。
いま、やり取りしている手紙にも、よく写真のコピーがついている。
それが、自分の写真だったりするのだが、
若かりしころの彼の写真は、みてびっくり。
や、やせてる・・・。
正座ができないほど太ってしまった今とは別人だ。
「ああ、昔はよかったなあ・・・」
なんていう、少々寂しい気分になる、
これが、写真を見るときの嫌なところなのだ。

そうだ、思い出した。
わたしが、自分の写真を全部廃棄してしまったのは
自分の過去をすべて捨ててしまいたいと思った２１歳のときだった。
手元にのこっているのは
昔飼っていた犬の写真と
姉と一緒に遊んでいるものが数点。
それだけだ。