「場所はグリンヴィラにしましょう。マルシェの始まりはグリンヴィラなので!」思い入れのある大切な場所に招待してくださったのは、大子町で行われている『丘の上のマルシェ』の実行委員会代表の木村勝利さん。寒空の下、大きく手を振って待っていてくれました。この木村さんの大らかなやさしさが『丘の上のマルシェ』の温かい雰囲気、ゆったりとした時間をを端的に表現しているのだと直感しました。
「それではカフェでお会いしましょう」取材のお願いをしたときに、小川さんから頂いた提案で、いくつものカフェでライブをしてきた、いかにも小川さんらしい言葉でした。
待ち合わせは鹿沼のカフェ「カナル・デ・パナマ」。リクエストに応え、ギターを抱えてやってきてくれました。
国産小麦と自家製酵母を使ったパンを移動販売する「移動ベーカリー&カフェ Sunny Side Kitchen」のオーナー金子康二さん。ワーゲンバス仕様の淡いクリーム色の愛車で県内を中心にどこへでも出向き、安心して食べられるこだわりのパンとドリンクを提供します。
「また、帰ってきたくなる街にしたい」。故郷の神栖を人が集まる魅力的な場所にしたいという熱い思いを抱く沼田さん。農地として使われなくなったために荒れてしまった休耕地をきれいなハーブガーデンとして活用し、それらを広げることで、人との交流が生まれ、街全体の活性化を図れるのではないか。こうして、休耕地活用地域活性化計画といえるプロジェクト「midorism(ミドリスム)」が動き出しました。
mother toolの母体である中村さんの工場は、人の手でしかつくることのできない部品を扱う、特殊な自動車工場です。一つひとつていねいにつくる現場から感じるのは、機械化が進んでも、人の経験や技術が欠かせない場は確かにあって、私たちの暮らしを支えているということ。そして、工業の世界でも、人の力が活きる場には“ものづくり"という言葉が、とてもよく似合うということでした。
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)